蒸気機関車(SL)を通じて鳥取県若桜町と新たな交流へ

 加美地域局北側に展示されている蒸気機関車(SL)が、この度、鳥取県若桜町へ移設されることになりました。
 このSLは、地元の旧国鉄関係者や地元の皆さんのご尽力により、昭和50年から33年の長きにわたり当時の国鉄からお借りしていたもので、これまで多くの皆さんに愛されてきました。
 昨年12月、若桜町の町長ら関係者がSL移設に関する要望書を多可町に持参されました。また、貸主であるJR西日本からも蒸気機関車の貸借契約解除について依頼がありました。
 このことを受け、町ではこれまでに、特に加美区の団体や住民皆さんへ情報提供・説明会などを行い、様々な方からご意見を頂きました。
  『幼い頃から慣れ親しんできたSLが無くなることは寂しい。』『SLを多可町の観光資源として活用できるのではないか。』など移設に反対する意見もありました。しかし、『今のまま、こちらに置いているよりは、より陽の当たる場所での展示が望ましいのでは・・・。』『今の場所では、SLが可哀想なのでは?』との意見が多数出されました。現に、若桜町では若桜鉄道の魅力を発掘し、かつての活気を取り戻すために、地元の皆さん自らが『SL保存会』を発足、住民カンパでもって移設を行おうと大きな夢に向かって運動を続けておられます。
 このような現状と、今後の維持管理等も考慮しながら、去る6月11日加美区で行われた住民説明会後、各種団体の代表者さんに集まって頂き、これまでのご意見を総括し、貸主であるJR西日本(株)との貸借契約の解除に応じて『若桜町へ譲る』ことを最終確認しました。
 今後は、SLが取り持ってくれるご縁を大切に、両町の新たな交流が始まります。<詳細は7月号広報折り込みチラシをご覧ください。>

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