大中梵発像図
貫十梵通像図

多可町指定文化財

貫十梵通・大中梵発像図(法幢寺) 

【時    代】 元禄3年(1690)
【法    量】 タテ105.5×ヨコ49.5cm
【材    質】 絹本着彩
【備    考】 
 江戸前期のすぐれた頂相画である。描かれた僧は、貫十梵通が 法幢寺二世、大中梵発が法幢寺三世で、共に
元禄3年(1690)に描かれたもの。作者は、『絵所徳栄筆』の署名と『貞綱』の印が押され、京都の絵仏師木村派
の一人である木村徳栄によって描かれたことがわかる。
 賛は、丈巌慈航で、近江国龍護山大池寺を開 山した名僧。