兵庫県指定文化財
阿弥陀如来坐像(金蔵寺)
【時 代】 奈良時代(頭部) 【像 高】 85.3cm 【材質 構造】 頭部: 脱活乾漆造 体部: 寄木造(後補) 彫眼 漆箔 【備 考】 頭部の製作には、脱活乾漆造技法が用いられており、乾漆造特有の柔和で若々しく、張りのある表情をもつ。奈良時代中頃、いわゆる天平様式の優れた作風をよく表しており、東大寺関係の作例と共通性が多いことから、官営造仏所(造東大寺司の造仏所)で造られたと考えられている。