多可町指定文化財

雲門寺文書 くろししき売券(雲門寺)

【時    代】 天正19年(1591)12月2日 
【備    考】 
 「くろししき」とは、田畑周辺の畦等の遊び地のことで、当文書は、こうした土地を、米壱石弐斗で雲門寺へ売り渡した事を記した売券。
 文書内には、轟村、西山村、山口村、清水村等現在も使われている村名が見られ、少なくとも、天正年間には現在とほぼ同じ集落が出来上がっていたことがうかがえる。