多可町指定文化財
大愚宗築像図 (法幢寺)
【時 代】 万治3年(1660)
【法 量】 タテ101.9×ヨコ49.5cm
【材 質】 絹本着彩
【備 考】
大愚宗築は江戸時代初期に活躍した禅僧で、法幢寺の中興開山。のちに、越前松平家の菩提寺である大安寺
の開山となる。
当作品は、万治3年(1660)の年号が記され、大愚宗築の自賛が付せられている。作者は、落款がなく不明であ
るが、越前松平家のお抱え絵師、狩野元英の可能性も考えられる。