俵田集落では、集落住民が一丸となって、ホタルの飼育やホタルの幼虫の餌となるカワニナの養成など、特色ある地域づくりに取り組んでいます。
美しい県土づくりを推進する兵庫県が、地域の個性を生かした景観づくりに取り組む俵田集落を支援しようと、昨年度、同集落内の「ほたるの宿路」を中心に河川環境整備を行い周辺の景観に合った防止柵、遊歩道内のベンチ、階段堤防、花壇などが整備され、自然に調和した水辺を親しむ親水施設が完成しました。
これを受け、5月26日(火)、「ほたるの宿路」において『やすらぎの景観づくり竣工式が行われました。
竣工式では、今回設置された「ほたるの宿路」案内看板の除幕式が行われ、出席した集落住民や関係者の皆さんは、ほたるが描かれた風情ある看板を前に、喜びを隠しきれない様子でした。
また、親水施設の完成を祝う記念植樹も行われ、6本のドウダンツツジが植樹されました。
式の中で、戸田町長は「俵田集落の活動は、どれも住民の皆さんが一丸となって取り組まれていることが十分に伝わってきます。今後は、同集落の活動が一つのモデルとして位置付いていくことを願います。」とあいさつしました。
また、小林益造区長(地元俵田集落区長)は「多くの皆さんのご協力のもと、これまで活動を続けてくることができました。これからも活力あるむらづくりに取り組んでいきたいです」と感謝の言葉を述べました。