11月3日(火・祝)、ガルテン八千代グラウンドで第4回ふるさと産業展を開催しました。
八千代太鼓による勇壮で躍動感あふれる和太鼓の響きで開幕したふるさと産業展。
今年は「多可の秋を満喫する」をテーマに、町内を中心とした57団体が参加し、会場を彩る各ブースでは、町内産業のPRやふるさとの味を楽しむ特産品の販売など、田舎のにぎわいを演出しました。
この日は、家族連れなど約16,500人が訪れ、来場者の皆さんは、深まり行く秋の1日を楽しみました。
会場には、多可町の特産品販売ブースや企業PRブースなどが数多く並んだほか、多可町が新たな特産品として開発に取り組むシカ肉料理のPRブースも設けられ、シカ肉のスペアリブ、シカかつカレー、シカチューが振る舞われました。用意されたすべての料理約600食(シカかつカレー260食、シカシチュー240食、シカ肉スペアリブ100食)は、約1時間でなくなるほどの盛況ぶりでした。
また、多可町観光交流協会による1日観光案内所では、町内の美しい自然風景や町並み、人の営み、そして数々の名所旧跡や伝統文化・芸能が広くPRされ、来場した多く皆さんは、多可町の魅力に酔いしれました。
会場を彩る特設ステージでは、ふるさと工房夢蔵の皆さんによる「傘踊り」、神戸サンバチームによる陽気な「サンバ」、神戸市消防音楽隊による「行進およびステージ演奏」、マイスター工房八千代の皆さんによる「銭太鼓」などが披露され、会場を訪れた多くの観客は、出演者の皆さんに温かい拍手を贈りました。
そのほか、多可町観光交流協会がすすめる、多可の「あまんじゃこ」発信事業として、9月に西脇高校生活情報科(マルチメディア表現・履修生)の生徒たちが企画した3商品、おにぎり、アイス、まんじゅうの新たな特産品が来場者に紹介されました。また、同会の藤井英延会長から生徒たちに感謝状が贈られました。
まつりのメーンイベント「長~い巻き寿司づくり」では、約8㍍の巨大巻き寿司づくりに挑戦し、参加した皆さんは「とても楽しかった。こんなに大きな巻き寿司を作ったのは初めて。食べるのが楽しみです」と笑顔で話しました。
会場内に設けられた第4回多可町農林産物品評会のブースでは、住民の皆さんが丹誠込めて育てた立派な野菜や果物、豆類などの270点の農林産物が出品され、即日販売会も行われました。
今年は、今中治三郎さん(箸荷)が「長だいこん」で兵庫県知事賞を受賞されたほか、みのり農業協同組合長賞をはじめ多可町農会長会会長奨励賞など29人の皆さんが自慢の農林産物で各賞を受賞しました。
ガルテン八千代体育館では、環境学習の一環として、ソーラーカー作りなどの工作教室などが行われ、多くの子どもたちでにぎわいました。