岩座神で棚田のつどいを開催
9月28日(日)、岩座神で「岩座神棚田のつどい」が開催され、京阪神などから参加した棚田オーナー19組(126人)が、たわわに実った稲を刈り、収穫を楽しみました。
12年目となる今年は台風の被害もなく、いいお米が期待できるそうです。
オーナーの皆さんは、集落の皆さんに教わりながら、鎌で一株ずつ丁寧に刈り、それを15株ずつ藁で束ねました。そして、その束を稲木にかけ、最後に田んぼに残っている稲穂を拾い集めて束に入れました。
神戸から参加した80代の女性は「昔から田んぼが大好き。毎年岩座神に来るのが楽しみ」と車いすに腰掛けながら、丁寧に稲を束で括っていました。
午後からは、恒例の棚田コンサートが開催され、オーナー3組、一般のアマチュアバンド3組が楽しいステージを披露しました。
毎週滋賀県から岩座神に来ているという小学生と幼稚園の姉弟は「切手のない贈り物」の替え歌をイラストを交えながら披露しました。「♪私か~ら、棚田へ~、この歌を届けよう、自然と緑の恵みく~れ~る~、私の好きな棚田へ~」という棚田への想いがいっぱい詰まった歌声に客席の皆さんの歌声が重なり、みんなで歌う楽しいコンサートになりました。
オーナーの皆さんは「田んぼで1日過ごせるのは非常に楽しい」と秋の1日を満喫していました。