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タヌキの糸車

 1月17日(土)、那珂ふれあい館で「綿」に触れてミニタペストリーをつくる『タヌキの糸車』事業が開催されました。
 これは、同館に隣接する東山古墳群から鉄製の紡錘車が出土していることに着目し、「綿」通じて新たな交流・発信をしていこうとする事業です。
 講師は、全国に綿の種を育て人と人をつなぐ『コットンボール銀行』で活動されている東 正行さんです。
 2回シリーズの初日となった1月17日(土)、町内はもとより、西脇市、加東市、丹波市から小学校低学年の児童や保育園・幼稚園児らの親子を中心に約20名が参加しました。
 まず、那珂ふれあい館の中西館長が「たぬきの糸車」の紙芝居を行い、糸紡ぎを通して人と動物とのほのぼのとした心の触れあいを伝えました。
 次に、東先生から実際に昔使われていた「糸車」を紹介があり、糸紡ぎに対する理解を深めました。
 その後、参加者はボール紙で作った手作り紡錘車(コマ)を用い綿を紡ぎました。今回利用した「綿」は多可・西脇で栽培されたものです。
 2回目となる2月22日(日)には、「綿」使ってミニタぺストリーを作成します。作品全体で200グラム、長さで測ると上着だと約8キロメートル、肌着だと約5キロメートルの長さの糸が使われる予定です。
 同館では、「綿」を通じて新たな人の輪が広がれればと期待しています。

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2009年01月21日 16:33に投稿されたエントリーのページです。

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