6月16日(火)、交流会館でむらづくり協議会全体会が行われました。
この日は、各集落でむらづくり活動に取り組む役員さんら約50人が出席しました。
会議では、まず初めに、事務局からむらづくり活動の事業概要や活動の留意点などの説明がありました。
その後、むらづくり活動発表会として、特色あるむらづくりに取り組む、東山むらづくり協議会(中区)、市原むらづくり協議会(加美区)、坂本むらづくり協議会(八千代区)の活動紹介が行われました。
その中で、東山むらづくり協議会では、集落住民と地元多可高校のボランティア生徒たちとの連携した、特色ある地域づくり活動が紹介されました。
次に、市原むらづくり協議会では、全国の「孝子節婦」に選ばれ、地元住民の誰もが称える故)森安小春さんにちなんだ孝行の里づくり、孝行のメッセージ集の作成などの活動事例が紹介されました。
最後に、坂本むらづくり協議会では、集落住民が集まる活動を目指す集落イベントやふれあい活動などへの取り組みが紹介されました。
また、全体会の最後には、多可町シンクタンクの藤岡秀英先生が各集落の活動紹介をもとに、~持続可能な“むらづくり”の実践のために~と題した講評を述べました。
藤岡先生は、「これからのむらづくりは、日常の目的と機能を持った活動が大切です。また、現役世代や次の世代をどう育てていくのかも重要な要素です。これからを支える子どもたちに、どのようなむらづくりに貢献してもらえるのかを考えていくことが必要です」と語りました。