8月6日(木)、稲荷コミュニティーセンターで第2回多可町図書館サポートセミナーが開催されました。
今回は、中学生日記の脚本で有名な竹内日出男さんによる「図書館よもやま話」と題した談義を行いました。
会場は、さながら中学校の教室のように演出され、第1科目がスタート。先生の竹内さんと日直の小嶋明さん(図書館サポート・ねっと会長)による対談形式のよもやま話が展開されました。
竹内さんは、図書館は無限に広がる可能性を秘めていると語り、子どもへの本の読み聞かせや人形劇など地域で子どもを育てる役割について言及しました。
また、第2科目の竹内さんとNHKアナウンサーの村上信夫さんによる対談では、テレビやゲームなどの視覚映像に浸かっている子どもたちの現状を紹介し「言葉は声に出さないと伝わらない。耳から入る言葉は、聞き手の想像力を膨らませる。子どもたちには声に出して本を読んで欲しい」と語りました。
第3科目では、村上さんの軽快なトークに乗せて意見交換が行われ、図書館に対する思いや本との係わりについてみんなで意見を出し合いました。