8月21日(金)、ベルディーホールで「多可町民の集い」が行われました。
これは、命と人権を大切にし、心ふれあう町を目指す人権集会です。
開催に際し、戸田町長は「多可町が幸せあふれる町となるには、人権文化を進めていくとこが大切です」とあいさつしました。
この日は、全国各地で人権の大切さを訴え続けるオペラ歌手の渡辺千賀子さんを講師に迎え、差別、権利、人権についての講演が開かれました。
集いでは、渡辺さんがこれまでの自らの差別体験談を語り、参加者全員は、改めて差別・権利・人権について真剣に見つめ直す貴重な時間を過ごしました。
また、渡辺さんは、夏の風(戦争・平和)、手紙(部落差別)、耳をすまして(部落差別)の3曲を壇上で歌い、人権の大切さや差別の醜さについて熱いメッセージを送りました。
集いの最後には、参加者全員が手話に合わせて、名曲「上を向いて歩こう」を合唱し、一人一人が人権について振り返る優しい時間を過ごしました。