多可町では、当地域特産の好適酒造米「山田錦」発祥の里という地域特性を生かしたオンリーワンコンサート「加藤登紀子 日本酒の日コンサート」を毎年10月1日に開催しています。
「日本酒で乾杯の町」を宣言した多可町。今年で17回目を迎えるコンサートでは、乾杯席での振る舞い酒や加藤登紀子さんと一緒に歌う男声バックコーラス隊などが一夜のコンサートをしっとりと演出します。
9月7日(月)、加藤登紀子さんがベルディーホールに来館し、コンサートで一緒に歌う男声バックコーラス隊の練習に参加しました。
この日は、コーラス隊約20人が参加して「琵琶湖周航の歌」、「あなたに」の2曲の音合わせを行い、登紀子さんは、身ぶり手ぶりで熱心に指導に当たりました。
練習の最後には、登紀子さんから「とても良い仕上がりになりました。気分が乗ってきますね」と労う言葉がコーラス隊全員にかけられました。
また、今回初めて参加した、緑のふるさと協力隊の小野正晴さんは「とても緊張しました。登紀子さんのオーラは、輝き満ちていました。そんな中、親しみやすさも感じられ、すぐさまファンになりました」と興奮冷めやらぬ面持ちで感想を話しました。
練習後には、登紀子さんとの酒談義が開かれ、酒米の生産者、日本酒の製造者、男声バックコーラス隊など、多くの関係者が参加し、山田錦発祥の里で酒文化の話しに華を咲かせました。