かかしフェスティバルを開催しました!!
9月30日(日)中区東安田の『いぶきの森』で、かかしフェスティバスが開催され、約1,500人が来場されました。
このかかしフェスティバルは、旧中町が、酒米山田穂の発見者「山田勢三郎翁」の功績を称え、山田錦発祥の里を町内外に発信しようと平成2年から行っていたお祭りです。
新町として初めての開催でしたが、あいにく天気は朝から雨模様。しとしと雨が降る中、当祭りの実行委員会の皆さんや地元中区東安田集落の皆さんらの懸命な準備が進められました。
皆さんの思いがお天道様に通じたのでしょうか、午後からは雨も上がり「苗飛ばし」コンテストなど子どもからお年寄りの皆さんまでハッスルされました。
さて、今年は、子どもの部から10体、一般の部から19体の「かかし」がお目見えしました。出展名には「地球温暖化」「ゴミゼロザウルス」など社会的なメッセージを含んだ「かかし」から、「サッカー選手朝青龍」「大恐竜のぎたん」など、今、話題の出来事を作品にしたものもありました。
西脇市から来られた50代の女性は、「このかかし、普通だったら捨てるような昔のモノ(蛇の目傘、パン焼等)を上手に組み立てているね。この辺りが人間の顔のようにも見えるし、何に見えるかは見る人次第なのかな?現代アートという感じやね・・・。」と見入っておられました。
なお、会場には、町内の山田錦を使った様々なお酒を紹介する山田錦コーナーや、中区地域協議会が発案された使用済み天ぷら油の回収コーナー、NPO北播磨ラベンダーの皆さんによるラベンダー製品の販売など地域の皆さんによる出展(店)や、遠くは堺市、神戸市などからのフリーマーケット16グループの出店もありました。
この他にも、「紙ひこうき」とゆかいな仲間達!!&多可高校ボランティアグループの皆さん達が自らも「かかし」に扮し、イベントの進行等を行い開場を大いに盛り上げられました。
なお、コンテスト受賞作品は次のとおりです。
・日本一多可町賞 『かじり虫の大冒険!』 県立なか・やちよの森公園
・優秀賞(子どもの部) 『ろくろっ首のろっこさん』 中町北小学校4班
・優秀賞(一般の部) 『かかし☆ざ☆ぶぅ~と・キャンプ』 中町北小学校PTA
・アイディア賞(子どもの部) 『ペネロペと実りの秋』 八千代子育てふれあいセンター
・アイディア賞(一般の部) 『みんなで遊ぼ』 楽寿園デイサービスセンター
・努力賞(子どもの部) 『となりのトトロ』 中町北小学校6年生
・努力賞(一般の部) 『トランスファーマー初号機』 創作劇「SEED」受講生
・これはかかしで賞 『暑うて、いっぷくや』 開拓松葉園
・アイドル賞 『手をつなごう』 中町南小学校PTA
・JRみのり賞 『ゴミゼロザウルス』 ざ・ゴミゼローズ
・山田錦部会長 『ドラゴンの回転板』 陸海倶楽部