2008年 山頂で新年を祝う
1月1日(火)、千ヶ峰(加美区)、浅香山(中区)、城山(八千代区)などでご来光登山が行われ、多くの皆さんが参加し、初日の出とともに新年を祝いました。
天気予報では雪が降るとのことでしたが、当日は天気も良く、新年にふさわしい美しい初日の出を見ることができました。
また、参加者たちは、初日の出の瞬間をカメラにおさめ、新しい年を喜びました。
<写真は 八千代区俵田・城山ご来光登山の様子>
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1月1日(火)、千ヶ峰(加美区)、浅香山(中区)、城山(八千代区)などでご来光登山が行われ、多くの皆さんが参加し、初日の出とともに新年を祝いました。
天気予報では雪が降るとのことでしたが、当日は天気も良く、新年にふさわしい美しい初日の出を見ることができました。
また、参加者たちは、初日の出の瞬間をカメラにおさめ、新しい年を喜びました。
<写真は 八千代区俵田・城山ご来光登山の様子>
1月1日(火)、千ヶ峰(加美区)、浅香山(中区)、城山(八千代区)などでご来光登山が行われ、多くの皆さんが参加し、初日の出とともに新年を祝いました。
天気予報では雪が降るとのことでしたが、当日は天気も良く、新年にふさわしい美しい初日の出を見ることができました。
また、参加者たちは、初日の出の瞬間をカメラにおさめ、新しい年を喜びました。
<写真は 八千代区俵田・城山ご来光登山の様子>
1月1日元旦、八千代区下三原の貴船神社で、村人約20人が、シキミの小枝に藤のツルで作った鎖状の輪(3輪)と新米をくくりつけて行う珍しい神事が行われました。
これは、江戸時代・天明年間(1781~89)の飢饉の際に、雨乞いと豊作を祈念したことに始まったとされる『雨散散(ウ・バラバラ)』という神事です。
午前10時、シキミの枝を持った村人達が神前に整列し、当番の神主が厳かに祝詞を読みあげました。 その後、当番の神主が、お神酒盃に入れたお神酒を神前から氏子の頭上に降りかけ、村人達は一斉に『ウ・バラバラ』『ウ・バラバラ』と唱えました。お酒は、一昨年12月、地元の有志が地域のお米を使って完成させたオリジナル酒。その名はずばり『雨散散(う・ばらばら)』。
なんでも、このお神酒の滴がシキミに沢山着いた方が良いと言われており、村人達は降りかけられるお神酒に向かってシキミの枝を上下させました。
約5分ほどで終了した後、炊いたご飯を山盛りに装った4つの椀を当番4人がそれぞれ手に持ち、村人達に少しずつ分け与えました。4つの椀は、貴船さん(同神社お祀りの神様)、八幡さん(同神社お祀りの神様)、日天さん(太陽神)、月天さん(月神)と呼ばれており、村人はそれぞれの椀からもらったご飯から加護を得ようと丁寧に食べました。
なお、このシキミは各自家に持ち帰り、雨戸付近に挿してその年の豊作を祈ります。
1月1日元旦、八千代区下三原の貴船神社で、村人約20人が、シキミの小枝に藤のツルで作った鎖状の輪(3輪)と新米をくくりつけて行う珍しい神事が行われました。
これは、江戸時代・天明年間(1781~89)の飢饉の際に、雨乞いと豊作を祈念したことに始まったとされる『雨散散(ウ・バラバラ)』という神事です。
午前10時、シキミの枝を持った村人達が神前に整列し、当番の神主が厳かに祝詞を読みあげました。 その後、当番の神主が、お神酒盃に入れたお神酒を神前から氏子の頭上に降りかけ、村人達は一斉に『ウ・バラバラ』『ウ・バラバラ』と唱えました。お酒は、一昨年12月、地元の有志が地域のお米を使って完成させたオリジナル酒。その名はずばり『雨散散(う・ばらばら)』。
なんでも、このお神酒の滴がシキミに沢山着いた方が良いと言われており、村人達は降りかけられるお神酒に向かってシキミの枝を上下させました。
約5分ほどで終了した後、炊いたご飯を山盛りに装った4つの椀を当番4人がそれぞれ手に持ち、村人達に少しずつ分け与えました。4つの椀は、貴船さん(同神社お祀りの神様)、八幡さん(同神社お祀りの神様)、日天さん(太陽神)、月天さん(月神)と呼ばれており、村人はそれぞれの椀からもらったご飯から加護を得ようと丁寧に食べました。
なお、このシキミは各自家に持ち帰り、雨戸付近に挿してその年の豊作を祈ります。
1月5日(土)、子ども会連絡協議会主催の新春凧あげ大会が開催されました。去る12月9日のたこづくり教室で作った凧を手に参加する子どももあり、中央公園グラウンドには28人の子どもたちが集まりました。
凧あげ大会は、まず一次で凧のデザインを審査し、二次審査では滞空時間を競い合います。
会場の至る所では、「さ、走れ~。・・・・・走るだけやなしにひもを延ばしながらな~・・」というお父さんやお母さんの声を背に、子どもたちはグラウンドいっぱいに何度も駆け回り凧あげに挑戦しました。
この日は、穏やかな天候で風もあまりなかったので子どもたちの格闘は続きました。しかし、大空に凧があがると満足そうな笑みを浮かべ、凧あげを楽しみました。
<大会の結果は以下の通りです。>
アイデア賞 大西一誉さん 木原啓作さん
滞空賞 藤本しおりさん
努力賞 笹倉綾乃さん 川上文吾さん
特別賞 鈴木 元さん 藤岡健太郎さん
1月5日(土)、子ども会連絡協議会主催の新春凧あげ大会が開催されました。去る12月9日のたこづくり教室で作った凧を手に参加する子どももあり、中央公園グラウンドには28人の子どもたちが集まりました。
凧あげ大会は、まず一次で凧のデザインを審査し、二次審査では滞空時間を競い合います。
会場の至る所では、「さ、走れ~。・・・・・走るだけやなしにひもを延ばしながらな~・・」というお父さんやお母さんの声を背に、子どもたちはグラウンドいっぱいに何度も駆け回り凧あげに挑戦しました。
この日は、穏やかな天候で風もあまりなかったので子どもたちの格闘は続きました。しかし、大空に凧があがると満足そうな笑みを浮かべ、凧あげを楽しみました。
<大会の結果は以下の通りです。>
アイデア賞 大西一誉さん 木原啓作さん
滞空賞 藤本しおりさん
努力賞 笹倉綾乃さん 川上文吾さん
特別賞 鈴木 元さん 藤岡健太郎さん
1月9日(水)~10日(木)、中区中村町の戎神社で初ゑびす祭が行われました。
「えべっさん」と呼ばれるこのお祭りは、毎年1月10日、商家などで商売繁盛を祈って「えびす」をまつります。「えびす」は中世以降、七福神の1つに数えられ各家にも祀られていましたが、もとは漁業に携わる者達の守護神として信仰されていました。
その後、魚介類の交易に従事する商人の信仰も集めるようになり、市場の守護神として全国に広まったそうです。
2日間、商売繁盛等の御利益にあやかろうと多くの人が参拝しました。
1月9日(水)~10日(木)、中区中村町の戎神社で初ゑびす祭が行われました。
「えべっさん」と呼ばれるこのお祭りは、毎年1月10日、商家などで商売繁盛を祈って「えびす」をまつります。「えびす」は中世以降、七福神の1つに数えられ各家にも祀られていましたが、もとは漁業に携わる者達の守護神として信仰されていました。
その後、魚介類の交易に従事する商人の信仰も集めるようになり、市場の守護神として全国に広まったそうです。
2日間、商売繁盛等の御利益にあやかろうと多くの人が参拝しました。
バシッ。バシッ。「わあ、冷たい!!」
水しぶきとともに児童の声が響き渡る。
1月10日(木)杉原谷小学校周辺の杉原川で、同小学校の6年生(33人)が自分の卒業証書を作ろうとコウゾの川さらしに挑戦しました。
これは、地域の伝統文化「杉原紙」を生かして学校づくりを行おうと昭和57年から取り組んでいる地域カリキュラムのひとつです。同学校の児童は(全校児童179人)それぞれ学年ごとに、ちぎり絵や絵手紙、版画などを通じて杉原紙に対する理解を深めています。なかでも6年生は、紙の原料であるコウゾの刈り取りから紙漉までの全工程を行い、杉原紙を使ったオンリーワンの卒業証書を作成します。
「コウゾは、冷たくきれいな水にさらすほど美しい紙になりますが、今年は比較的あたたかいので真っ白な紙になるのか少し心配です。」と語る担任の先生。
しかし、カッパ姿に長靴を履いていても冬の川は体にこたえます。児童達はお互いのしぶきを被りながらも「きれいな紙を作りましょ」と歌う児童の声とともに、約半時間コウゾの川さらしを行いました。
収穫時は茶色だったコウゾは、蒸して、皮をはぎ、黒皮をとって川にさらしていく過程で段々白くなっていきます。その変化も楽しみながら、児童達は、今後、釜だき・コウゾみだし・紙たたき等の作業を行い、1月22日に紙漉に挑戦します。
バシッ。バシッ。「わあ、冷たい!!」
水しぶきとともに児童の声が響き渡る。
1月10日(木)杉原谷小学校周辺の杉原川で、同小学校の6年生(33人)が自分の卒業証書を作ろうとコウゾの川さらしに挑戦しました。
これは、地域の伝統文化「杉原紙」を生かして学校づくりを行おうと昭和57年から取り組んでいる地域カリキュラムのひとつです。同学校の児童は(全校児童179人)それぞれ学年ごとに、ちぎり絵や絵手紙、版画などを通じて杉原紙に対する理解を深めています。なかでも6年生は、紙の原料であるコウゾの刈り取りから紙漉までの全工程を行い、杉原紙を使ったオンリーワンの卒業証書を作成します。
「コウゾは、冷たくきれいな水にさらすほど美しい紙になりますが、今年は比較的あたたかいので真っ白な紙になるのか少し心配です。」と語る担任の先生。
しかし、カッパ姿に長靴を履いていても冬の川は体にこたえます。児童達はお互いのしぶきを被りながらも「きれいな紙を作りましょ」と歌う児童の声とともに、約半時間コウゾの川さらしを行いました。
収穫時は茶色だったコウゾは、蒸して、皮をはぎ、黒皮をとって川にさらしていく過程で段々白くなっていきます。その変化も楽しみながら、児童達は、今後、釜だき・コウゾみだし・紙たたき等の作業を行い、1月22日に紙漉に挑戦します。
八千代区大屋にあるネイチャーパークかさがたで、このほどクレソンを使ったアイスクリームが完成しました。
クレソンとは、肉料理に添えられることが多いハーブのことですが、ビタミンCや、リン・鉄・カロチンが多く含まれているため抗酸食品として美容や貧血・リュウマチなどに有効と言われています。
さて、クレソンとの出会いは1年半前に施設管理人の市位往昭さんが、同施設の滞在型市民農園入居者からクレソンを2,3株分けてもらったことに遡ります。
クレソンは、数あるハーブの中で唯一湿地帯で育つ植物です。しかも、きれいで冷たい水にしか育ちません。このクレソンのイメージでアイスクリームを作り、同施設の新しい顔にしていきたい。そんな思いから市位さんは施設周辺にある湿地帯約250㎡にクレソンを育て始めました。
クレソンアイスのアイディアを温めていた矢先、多可町観光交流協会・事業部の会合で、偶然にも隣り合わせになったジェラテリアふれっしゅあぐり館(加美区)の館長・古家康吉さんと話す機会があり、区を超えて夢のアイスが完成したのです。
ふれっしゅあぐり館で開発されたアイスは、殺菌方法を工夫しこだわりの食感を追求。クレソンのピリッとした存在感ある味を全面的に押し出すのではなく、カップ(120㎜㍑)の半分程を食べた終わった頃にクレソンであることが分かってくるような食感に仕上がっています。暑いときは勿論ですが、体がだるいとき等、冷たいものを食べてほっと和みたいものです。その冷たさと和みを存分に表現するため、アイスのカップにはこの地域の守り神としてそびえたつ冬の笠形山をバックにクレソンが浮かび上がっているようなデザインとなっています。アイスの名も【かさがたクレソン】と命名。口にすればするほど爽やさが口に広がってきます。
『・・・・アイスクリームを食べたお客さんの中に、わざわざカップのふたを持ち帰る人もいてね・・・。』と笑みをこぼす市位さん。
なお、この【かさがたクレソン】は、3月に正式販売となりネイチャーパーク、ふれっしゅあぐり館でお求め頂けます。(1個120ml 250円)
八千代区大屋にあるネイチャーパークかさがたで、このほどクレソンを使ったアイスクリームが完成しました。
クレソンとは、肉料理に添えられることが多いハーブのことですが、ビタミンCや、リン・鉄・カロチンが多く含まれているため抗酸食品として美容や貧血・リュウマチなどに有効と言われています。
さて、クレソンとの出会いは1年半前に施設管理人の市位往昭さんが、同施設の滞在型市民農園入居者からクレソンを2,3株分けてもらったことに遡ります。
クレソンは、数あるハーブの中で唯一湿地帯で育つ植物です。しかも、きれいで冷たい水にしか育ちません。このクレソンのイメージでアイスクリームを作り、同施設の新しい顔にしていきたい。そんな思いから市位さんは施設周辺にある湿地帯約250㎡にクレソンを育て始めました。
クレソンアイスのアイディアを温めていた矢先、多可町観光交流協会・事業部の会合で、偶然にも隣り合わせになったジェラテリアふれっしゅあぐり館(加美区)の館長・古家康吉さんと話す機会があり、区を超えて夢のアイスが完成したのです。
ふれっしゅあぐり館で開発されたアイスは、殺菌方法を工夫しこだわりの食感を追求。クレソンのピリッとした存在感ある味を全面的に押し出すのではなく、カップ(120㎜㍑)の半分程を食べた終わった頃にクレソンであることが分かってくるような食感に仕上がっています。暑いときは勿論ですが、体がだるいとき等、冷たいものを食べてほっと和みたいものです。その冷たさと和みを存分に表現するため、アイスのカップにはこの地域の守り神としてそびえたつ冬の笠形山をバックにクレソンが浮かび上がっているようなデザインとなっています。アイスの名も【かさがたクレソン】と命名。口にすればするほど爽やさが口に広がってきます。
『・・・・アイスクリームを食べたお客さんの中に、わざわざカップのふたを持ち帰る人もいてね・・・。』と笑みをこぼす市位さん。
なお、この【かさがたクレソン】は、3月に正式販売となりネイチャーパーク、ふれっしゅあぐり館でお求め頂けます。(1個120ml 250円)
多可町図書館の奥の部屋からは、元気な「はい!」という声が聞こえてきました。
1月12日(土)図書館かるた会に、町内の2歳から小学1年生までの13人の子どもたちが集まりました。
参加者は、小さい子グループと幼稚園以上のグループに分かれ、かるたを競いました。
小さい子グループの子どもたちは、お母さんたちに教えてもらいながら慣用句のカルタや名前のカルタを楽しみ、幼稚園以上のグループは「にほんごであそぼうかるた」や播州弁カルタに挑戦。
「おはなしサークルあいあい」の皆さんがカルタを読み上げると大きな声で「ハイ!」と枚数を競いました。
お正月に練習をしたという子から今年始めてという子までさまざまでしたが、取った枚数をお母さんに報告している子どもたちの表情はどの子も満足そうでした。
多可町図書館の奥の部屋からは、元気な「はい!」という声が聞こえてきました。
1月12日(土)図書館かるた会に、町内の2歳から小学1年生までの13人の子どもたちが集まりました。
参加者は、小さい子グループと幼稚園以上のグループに分かれ、かるたを競いました。
小さい子グループの子どもたちは、お母さんたちに教えてもらいながら慣用句のカルタや名前のカルタを楽しみ、幼稚園以上のグループは「にほんごであそぼうかるた」や播州弁カルタに挑戦。
「おはなしサークルあいあい」の皆さんがカルタを読み上げると大きな声で「ハイ!」と枚数を競いました。
お正月に練習をしたという子から今年始めてという子までさまざまでしたが、取った枚数をお母さんに報告している子どもたちの表情はどの子も満足そうでした。
1月14日(月)健康福祉センター「アスパル」で中高生を対象に、ふれあいお弁当づくり教室を開催しました。
今回のメニューは、たまご焼、にんじんのじゃこサラダ、ほうれん草のごま和え、とりむね肉のカレー焼、サケのバター焼の5品。
料理が好きで普段からも料理をしているという生徒も、フライパンからバチバチと油がはねると、こわごわと材料を入れるシーンも。
一品一品出来上が出来上がるごとに、美味しいにおいが辺りを立ちこめました。
1月14日(月)健康福祉センター「アスパル」で中高生を対象に、ふれあいお弁当づくり教室を開催しました。
今回のメニューは、たまご焼、にんじんのじゃこサラダ、ほうれん草のごま和え、とりむね肉のカレー焼、サケのバター焼の5品。
料理が好きで普段からも料理をしているという生徒も、フライパンからバチバチと油がはねると、こわごわと材料を入れるシーンも。
一品一品出来上が出来上がるごとに、美味しいにおいが辺りを立ちこめました。
全町の約8割を森林が占める多可町で、山や木に関心を持ち森林を大切にしてもらおうと、1月15日(火)松井小学校(加美区)の6年生27人(もう一クラスは翌日16日作成予定)が地元産の間伐材(杉)を使って卒業証書の額縁づくりに挑戦しました。この事業は「豊かな体験学習活動推進事業」の一環として昨年から行われています。
額縁は四隅のカットに高度な技術を要するため、三木市の工具製造業者が特殊な工具(ソーガイド)を用いて児童でも精巧に加工出来るよう指導を行いました。また、木材は地元きたはりま小径木加工センター(木原木材)が調達しました。
はじめに、県社農林振興事務所から日本の森林事情についての説明がありました。現在、日本で使われている年間木材は1億立方㍍で東京ドームの約80倍であること。しかし、そのうち日本で育った木は2割程度に過ぎず、今後は日本の木材を上手に利用し若い木をきちんと育てて欲しいとの話がありました。児童達は配られた地元産の木を大事に持ち、二人一組となって指定の長さにのこぎりで切っていきました。
しっかり固定できず長さの違う木を切って四苦八苦する児童の姿も。
「のこぎりを早く動かしたからといって木が切れるものではありません。木はのこぎりを手前に引く時に切れます。慌てずしっかりとのこぎりを引いてください。」と指導者からアドバイスがあると分厚い上着を脱いで腕まくりをしながら取り組む児童もあり、約2時間かけ自分だけの額縁を作りました。
なお、6年生59名は卒業式当日、この額縁に自分ですいた杉原紙の卒業証書を入れて同学校を旅立ちます。
全町の約8割を森林が占める多可町で、山や木に関心を持ち森林を大切にしてもらおうと、1月15日(火)松井小学校(加美区)の6年生27人(もう一クラスは翌日16日作成予定)が地元産の間伐材(杉)を使って卒業証書の額縁づくりに挑戦しました。この事業は「豊かな体験学習活動推進事業」の一環として昨年から行われています。
額縁は四隅のカットに高度な技術を要するため、三木市の工具製造業者が特殊な工具(ソーガイド)を用いて児童でも精巧に加工出来るよう指導を行いました。また、木材は地元きたはりま小径木加工センター(木原木材)が調達しました。
はじめに、県社農林振興事務所から日本の森林事情についての説明がありました。現在、日本で使われている年間木材は1億立方㍍で東京ドームの約80倍であること。しかし、そのうち日本で育った木は2割程度に過ぎず、今後は日本の木材を上手に利用し若い木をきちんと育てて欲しいとの話がありました。児童達は配られた地元産の木を大事に持ち、二人一組となって指定の長さにのこぎりで切っていきました。
しっかり固定できず長さの違う木を切って四苦八苦する児童の姿も。
「のこぎりを早く動かしたからといって木が切れるものではありません。木はのこぎりを手前に引く時に切れます。慌てずしっかりとのこぎりを引いてください。」と指導者からアドバイスがあると分厚い上着を脱いで腕まくりをしながら取り組む児童もあり、約2時間かけ自分だけの額縁を作りました。
なお、6年生59名は卒業式当日、この額縁に自分ですいた杉原紙の卒業証書を入れて同学校を旅立ちます。
1月19日(土)、中央公民館調理室で家事としての男の手料理研究家の吉田清彦さんを迎えて、「お父さんといっしょにお料理つくろう!」-働くお父さんのための料理講座を開催しました。
9組(19人)の親子が参加し、「本格ビーフカレー」と「オムレツ」づくりに挑戦しました。
今回つくるカレーは、市販のカレールーを使わず、玉ねぎをじっくり炒め、カレー粉、小麦粉、ローリエなどのさまざまな材料を使う本格ビーフカレーで、午前10時から4時間かけて完成しました。
普段、お父さんとお料理をする機会が少ない子どもたちは、笑顔でうれしそうに料理づくりを楽しみました。
できあがったカレーは、子ども味の甘いカレーから、ちょっぴり大人味のカレーまで色々な味があり、なかには、お客さんに出しても通用するほどの「お店の味」を完成させたカレーもありました。
お父さんと子どもたちは、「4時間かけておいしいカレーができた」、「粉からつくる本格的なカレーづくりができて、いい経験になった」、「また、みんなでカレーづくりに挑戦したい」、「カレーの他にもオムレツづくりができ、これなら自分でもつくれると思った」、「娘の協力が大変頼りになった」など、親子の絆を深めました。
また、料理づくりの合間には、講師の先生から、「ワーク・ライフ・バランス」(男女共の「仕事と家庭の両立」)についての話があり、親子で「お父さんの生活自立クイズ」も行いました。
1月19日(土)、中央公民館調理室で家事としての男の手料理研究家の吉田清彦さんを迎えて、「お父さんといっしょにお料理つくろう!」-働くお父さんのための料理講座を開催しました。
9組(19人)の親子が参加し、「本格ビーフカレー」と「オムレツ」づくりに挑戦しました。
今回つくるカレーは、市販のカレールーを使わず、玉ねぎをじっくり炒め、カレー粉、小麦粉、ローリエなどのさまざまな材料を使う本格ビーフカレーで、午前10時から4時間かけて完成しました。
普段、お父さんとお料理をする機会が少ない子どもたちは、笑顔でうれしそうに料理づくりを楽しみました。
できあがったカレーは、子ども味の甘いカレーから、ちょっぴり大人味のカレーまで色々な味があり、なかには、お客さんに出しても通用するほどの「お店の味」を完成させたカレーもありました。
お父さんと子どもたちは、「4時間かけておいしいカレーができた」、「粉からつくる本格的なカレーづくりができて、いい経験になった」、「また、みんなでカレーづくりに挑戦したい」、「カレーの他にもオムレツづくりができ、これなら自分でもつくれると思った」、「娘の協力が大変頼りになった」など、親子の絆を深めました。
また、料理づくりの合間には、講師の先生から、「ワーク・ライフ・バランス」(男女共の「仕事と家庭の両立」)についての話があり、親子で「お父さんの生活自立クイズ」も行いました。
1月19日(土)午後8時、中区間子の加都良神社(かつらじんじゃ)でキツネ狩り行事が行われ村人約70人が集まりました。
キツネ狩りとは、村の境界や山の麓などに御幣を立てて回り農作物を荒らすキツネを追う小正月の行事で、県内では播磨の北部から但馬地域で見られます。
この行事に参加するのは、親(おや)とよばれる中学1年生から小学3年生までの男子5名です。独特の抑揚と節回しのある唱え文句で村内12カ所を回りました。
はじめに神前で、御幣を立てる12カ所の担当者をくじで決めました。次に、子ども達が御幣を持って境内を数回、右に左に巡回しました。
そして、『オロロヤ トオロロ ヨーイ ヨーイ コドモヨー ワリャ ソコデナニヲスル ワカミヤサンニ タノマレテ キツネガリ ホーイホイ』と何とも不思議な文句を唱えながら、1カ所目の境内の隅に御幣を立てました。
その後、神社を出て2番目の場所、3番目の場所と順番に御幣が立てられました。道すがら子ども達は何度も何度も独特の文句を唱えて歩きました。場所によっては地盤が固く、子どもが体重をかけて一生懸命、御幣を差し入込む場面もありました。
約1時間半かけて12カ所を回った後、河原から1人3個の石を拾い山めがけて投げ込み、無事キツネ狩りの行事は終了しました。
遅い時間帯で足取りも重くなっていましたが、月の光に照らされながら12カ所無事に御幣を立てた子ども達の顔は、安堵感と達成感でいっぱいでした。
1月19日(土)午後8時、中区間子の加都良神社(かつらじんじゃ)でキツネ狩り行事が行われ村人約70人が集まりました。
キツネ狩りとは、村の境界や山の麓などに御幣を立てて回り農作物を荒らすキツネを追う小正月の行事で、県内では播磨の北部から但馬地域で見られます。
この行事に参加するのは、親(おや)とよばれる中学1年生から小学3年生までの男子5名です。独特の抑揚と節回しのある唱え文句で村内12カ所を回りました。
はじめに神前で、御幣を立てる12カ所の担当者をくじで決めました。次に、子ども達が御幣を持って境内を数回、右に左に巡回しました。
そして、『オロロヤ トオロロ ヨーイ ヨーイ コドモヨー ワリャ ソコデナニヲスル ワカミヤサンニ タノマレテ キツネガリ ホーイホイ』と何とも不思議な文句を唱えながら、1カ所目の境内の隅に御幣を立てました。
その後、神社を出て2番目の場所、3番目の場所と順番に御幣が立てられました。道すがら子ども達は何度も何度も独特の文句を唱えて歩きました。場所によっては地盤が固く、子どもが体重をかけて一生懸命、御幣を差し入込む場面もありました。
約1時間半かけて12カ所を回った後、河原から1人3個の石を拾い山めがけて投げ込み、無事キツネ狩りの行事は終了しました。
遅い時間帯で足取りも重くなっていましたが、月の光に照らされながら12カ所無事に御幣を立てた子ども達の顔は、安堵感と達成感でいっぱいでした。
1月20日(日)、中区中安田の八幡神社で厄神祭が開催されました。
前日から、三安田(西安田、中安田、東安田)と西脇市羽安町の各集落から当番の数人ずつが集まり準備にかかりました。
この八幡さんは「ちゅうぶ」に効くと知られていることもあり、雪のちらつく中、多くの参拝者が訪れ手を合わせていました。
会場では、前日から用意された大根炊き、ぜんざい、おでんなどが振る舞われ、参拝者は冷えた体を温めていました。
1月20日(日)、中区中安田の八幡神社で厄神祭が開催されました。
前日から、三安田(西安田、中安田、東安田)と西脇市羽安町の各集落から当番の数人ずつが集まり準備にかかりました。
この八幡さんは「ちゅうぶ」に効くと知られていることもあり、雪のちらつく中、多くの参拝者が訪れ手を合わせていました。
会場では、前日から用意された大根炊き、ぜんざい、おでんなどが振る舞われ、参拝者は冷えた体を温めていました。
1月13日(日)247名の新成人が出席し、平成20年多可町成人式が行われました。
成人式の進行は、成人式実行委員会のメンバーによって進められ、新しく、式典の前に「3区交流」の時間が設けられました。これは、成人式を機会に新成人も3区の交流を深め相互に交流を図ることを目指した取り組みです。
第Ⅰ部の式典では、記念品として新成人の名前が入ったタオルが町長から贈られたほか、町長から新成人に向けて「権利と義務や責任の重み、けじめ」についての熱いメッセージが送られました。
また、多可町をより知ってもらおうと、緑豊かな自然を持つわが町のPR映像や多可町が誕生した時の時事映像(かみテレビニュース等)が放映・紹介されました。そのほか、コーラスグループとともに、平成18年11月1日に制定された多可町歌の斉唱も行われました。
式典を終えた新成人たちは、「大人として責任ある行動を心がけます」と決意を語りました。
また、記念写真の撮影、3区に別れての「はたちのつどい」では、久しぶりに出会う旧友との再会を喜びました。
1月13日(日)247名の新成人が出席し、平成20年多可町成人式が行われました。
成人式の進行は、成人式実行委員会のメンバーによって進められ、新しく、式典の前に「3区交流」の時間が設けられました。これは、成人式を機会に新成人も3区の交流を深め相互に交流を図ることを目指した取り組みです。
第Ⅰ部の式典では、記念品として新成人の名前が入ったタオルが町長から贈られたほか、町長から新成人に向けて「権利と義務や責任の重み、けじめ」についての熱いメッセージが送られました。
また、多可町をより知ってもらおうと、緑豊かな自然を持つわが町のPR映像や多可町が誕生した時の時事映像(かみテレビニュース等)が放映・紹介されました。そのほか、コーラスグループとともに、平成18年11月1日に制定された多可町歌の斉唱も行われました。
式典を終えた新成人たちは、「大人として責任ある行動を心がけます」と決意を語りました。
また、記念写真の撮影、3区に別れての「はたちのつどい」では、久しぶりに出会う旧友との再会を喜びました。
社会福祉協議会主催の「団塊の世代の方対象のボランティア入門教室」の1回目が1月15日、稲荷コミュニティセンターで開催されました。
講師に招かれたのは、栗木剛さん(mottoひょうご事務局長)です。会場には、すでに定年退職している人やこれから迎える人など29人が集まりました。
ここで、栗木さんは定年後も地域で楽しく生きと暮らすために「メッセンジャーボランティア」になることの大切さを話されました。
以下栗木さんの話を抜粋します。
『最近の小学生の子どもたちは飯ごうの形が、なぜあんな形なのか知っていないんですよ。皆さんは知ってますよね。飯ごうがあの形なのは戦時中に、お弁当箱として使われていたので腰などにぶら下げたとき、体にフィットさせ音をたてないようにするためですよね・・・。今、皆さん、誰かに教えてあげようって思ったでしょ。その言いたくなった気持ちが大切なんです。今一番必要なのは、メッセンジャーボランティア(日本語で言うと地域のおしゃべり屋)なんです。道で出会ったり、店で知り合いに出会ったら、今日の講演会のことを話してください。回覧板で回るより一番情報がよく伝わるのが口コミです。おしゃべりをするには、人に会わないといけないし、家から出ないといけません。そうすれば、きちんとした格好をしないといけなくなります。それだけで、脳は働き認知症予防になります。ボランティア活動は「良いことだから、進んでするべきである」と押しつけではいけません。外に出ることで若々しさが保たれ、知らない人と出会って話をすることで脳は活性化します。外に出る手段のひとつとしてボランティアがあるのです。お金を使わずに老化予防ができるんですよ。自分ができそうなことを見つけ、できる時間に活動すればよいと考えてはどうでしょう・・・。』
約1時間30分の講演は、あっという間に過ぎ、会場は終始穏やかな雰囲気と笑い声に包まれていました。
2回目は、1月22日(火)午後7時からレクリエーションを中心に行います。1回目に参加されていない人も参加できます。是非ご参加ください。
社会福祉協議会主催の「団塊の世代の方対象のボランティア入門教室」の1回目が1月15日、稲荷コミュニティセンターで開催されました。
講師に招かれたのは、栗木剛さん(mottoひょうご事務局長)です。会場には、すでに定年退職している人やこれから迎える人など29人が集まりました。
ここで、栗木さんは定年後も地域で楽しく生きと暮らすために「メッセンジャーボランティア」になることの大切さを話されました。
以下栗木さんの話を抜粋します。
『最近の小学生の子どもたちは飯ごうの形が、なぜあんな形なのか知っていないんですよ。皆さんは知ってますよね。飯ごうがあの形なのは戦時中に、お弁当箱として使われていたので腰などにぶら下げたとき、体にフィットさせ音をたてないようにするためですよね・・・。今、皆さん、誰かに教えてあげようって思ったでしょ。その言いたくなった気持ちが大切なんです。今一番必要なのは、メッセンジャーボランティア(日本語で言うと地域のおしゃべり屋)なんです。道で出会ったり、店で知り合いに出会ったら、今日の講演会のことを話してください。回覧板で回るより一番情報がよく伝わるのが口コミです。おしゃべりをするには、人に会わないといけないし、家から出ないといけません。そうすれば、きちんとした格好をしないといけなくなります。それだけで、脳は働き認知症予防になります。ボランティア活動は「良いことだから、進んでするべきである」と押しつけではいけません。外に出ることで若々しさが保たれ、知らない人と出会って話をすることで脳は活性化します。外に出る手段のひとつとしてボランティアがあるのです。お金を使わずに老化予防ができるんですよ。自分ができそうなことを見つけ、できる時間に活動すればよいと考えてはどうでしょう・・・。』
約1時間30分の講演は、あっという間に過ぎ、会場は終始穏やかな雰囲気と笑い声に包まれていました。
2回目は、1月22日(火)午後7時からレクリエーションを中心に行います。1回目に参加されていない人も参加できます。是非ご参加ください。
1月20日(日)加美区丹治の文殊堂で文殊祭りが行われました。
午前10時、村役人数人が担ぐ籠に乗った浄居寺の住職がお堂の前に到着し、知恵の輪と呼ばれる鉄製の輪をくぐりお堂へ入りました。
このお祭りは、知恵の文殊様をお祭りするもので昭和30年代に一度途絶えていましたが、平成3年、村づくり事業として現在のスタイルで復活しました。鉄製の知恵の輪も復活の際に考案されたものです。 毎年1月上旬には、丹治集落から加美区内の中学3年生の生徒(保護者)宛に文殊祭り開催のハガキが通知されます。今年は74人に通知されこのハガキを持った生徒達が次々と参拝し、合格まんじゅうとお札を受け取っていました。
合格を願い一心に絵馬に望みを託す中学生たち。その姿を見ながら『私もこの合格まんじゅうを食べ、絵馬を奉納したおかげで希望の高校に入ることができました。』と語るお当番さん。『今年、孫が小学校に入学するのでお札が欲しい。』と語るおばあさんなど、雪が降っているにもかかわらず子どもからお年寄りまで学業成就を願う多くの皆さんで賑わいました。
1月20日(日)加美区丹治の文殊堂で文殊祭りが行われました。
午前10時、村役人数人が担ぐ籠に乗った浄居寺の住職がお堂の前に到着し、知恵の輪と呼ばれる鉄製の輪をくぐりお堂へ入りました。
このお祭りは、知恵の文殊様をお祭りするもので昭和30年代に一度途絶えていましたが、平成3年、村づくり事業として現在のスタイルで復活しました。鉄製の知恵の輪も復活の際に考案されたものです。 毎年1月上旬には、丹治集落から加美区内の中学3年生の生徒(保護者)宛に文殊祭り開催のハガキが通知されます。今年は74人に通知されこのハガキを持った生徒達が次々と参拝し、合格まんじゅうとお札を受け取っていました。
合格を願い一心に絵馬に望みを託す中学生たち。その姿を見ながら『私もこの合格まんじゅうを食べ、絵馬を奉納したおかげで希望の高校に入ることができました。』と語るお当番さん。『今年、孫が小学校に入学するのでお札が欲しい。』と語るおばあさんなど、雪が降っているにもかかわらず子どもからお年寄りまで学業成就を願う多くの皆さんで賑わいました。
1月20日(日)中区牧野の八幡神社で厄神祭が開催され村人約80人が湯立て神事に参加しました。 湯立て神事に先立ち、村役人約20人が神前で雅楽「剣の舞」による厄よけ祈祷を受けました。厳かな笛の音色とともに神主が祝詞をあげ、巫女が剣や鈴を持って舞いました。
約30分の神事が終わり『湯立て行事』にうつりました。巫女が2つの大釜の前で太鼓の拍子に合わせて舞い、御神酒、塩、洗米を3回ずつ両方の釜へ入れました。
そして、その湯を小桶にくみ上げて神前に供えました。次に大きな笹束を両手に持って、釜の湯をまき散らしました。
湯気とともに、四方八方に湯がまき散らされると観客から大きな歓声があがりました。この湯にかかると今年一年、病気にならないといわれています。釜の湯が無くなったところで湯立て行事は終わり、巫女が手にした笹の枝が村人達に配られました。
笹の枝は、葉っぱの部分をを三角の形に折りたたみ家の玄関先に飾ることで厄除けが出来るといわれており、子どもからお年寄りまで参拝者は、笹の枝を大事に手にしていました。
1月20日(日)中区牧野の八幡神社で厄神祭が開催され村人約80人が湯立て神事に参加しました。 湯立て神事に先立ち、村役人約20人が神前で雅楽「剣の舞」による厄よけ祈祷を受けました。厳かな笛の音色とともに神主が祝詞をあげ、巫女が剣や鈴を持って舞いました。
約30分の神事が終わり『湯立て行事』にうつりました。巫女が2つの大釜の前で太鼓の拍子に合わせて舞い、御神酒、塩、洗米を3回ずつ両方の釜へ入れました。
そして、その湯を小桶にくみ上げて神前に供えました。次に大きな笹束を両手に持って、釜の湯をまき散らしました。
湯気とともに、四方八方に湯がまき散らされると観客から大きな歓声があがりました。この湯にかかると今年一年、病気にならないといわれています。釜の湯が無くなったところで湯立て行事は終わり、巫女が手にした笹の枝が村人達に配られました。
笹の枝は、葉っぱの部分をを三角の形に折りたたみ家の玄関先に飾ることで厄除けが出来るといわれており、子どもからお年寄りまで参拝者は、笹の枝を大事に手にしていました。
1月12日(土)~13日(日)、多可町教育委員会とライオンズクラブ国際協会335-D地区ライオンズクエスト委員会が共催し「思春期のライフスキル教育」プログラム多可町ワークショップを開催しました。 現在の子どもたちは、いじめや友だちづきあいで悩むなど人間関係でつまずくことが多くなっています。また、飲酒や喫煙、薬物の誘惑など、日常生活でさまざまな問題に直面することが多くなっています。
「思春期のライフスキル教育」プログラムとは、子ども達がこれらの事に前向きに乗り越えていけるよう、教師がその糸口をどのように子ども達に伝えていくのかを学ぶ教育です。
なお、プログラムの版権はライオンズクラブ国際財団が持っており、各地区のライオンズクラブがその普及を支援しています。
2日間の研修では町内小中学校の教師他25名が参加し、上手な聞き方ややる気を起こさせるほめ方などを、ゲームや体験活動・模擬授業などを通じて学びました。今後は中学校を中心に生き方を学ぶ教育を授業に取り入れ、青少年の生きる力を育みます。
1月12日(土)~13日(日)、多可町教育委員会とライオンズクラブ国際協会335-D地区ライオンズクエスト委員会が共催し「思春期のライフスキル教育」プログラム多可町ワークショップを開催しました。 現在の子どもたちは、いじめや友だちづきあいで悩むなど人間関係でつまずくことが多くなっています。また、飲酒や喫煙、薬物の誘惑など、日常生活でさまざまな問題に直面することが多くなっています。
「思春期のライフスキル教育」プログラムとは、子ども達がこれらの事に前向きに乗り越えていけるよう、教師がその糸口をどのように子ども達に伝えていくのかを学ぶ教育です。
なお、プログラムの版権はライオンズクラブ国際財団が持っており、各地区のライオンズクラブがその普及を支援しています。
2日間の研修では町内小中学校の教師他25名が参加し、上手な聞き方ややる気を起こさせるほめ方などを、ゲームや体験活動・模擬授業などを通じて学びました。今後は中学校を中心に生き方を学ぶ教育を授業に取り入れ、青少年の生きる力を育みます。
今年で13回目を迎えた杉原紙年賀状全国コンクールには幼稚園児から、100歳のお年寄りの作品まで1698点が集まりました。
1月20日(日)、すべての応募作品を加美住民センター大ホールに並べ、審査を行いました。
会場に所狭しと並べられた年賀状は、葉書におさまらない元気なネズミや立体的な工夫をしたもの、ちぎり絵や版画などユニークな年賀状などさまざま。
審査員は「どの作品もできがよく、甲乙つけがたい」と頭を悩ませながら、どれひとつ同じ物がない1698通の手作り年賀状から入賞作品を50点選びました。
入賞作品をはじめ全作品は、2月1日から4月18日まで、多可町加美区鳥羽の和紙博物館「寿岳文庫」で展示します。
また、表彰式は、2月3日(日)午後1時から加美住民センターで行い、入賞者に町から賞状などを贈ります。
▼子どもの部(金賞)多可町・中町南小学校5年 丸山泰史君の作品
▼一般の部(金賞)北海道虻田郡洞爺湖町 菅原勇さんの作品
今年で13回目を迎えた杉原紙年賀状全国コンクールには幼稚園児から、100歳のお年寄りの作品まで1698点が集まりました。
1月20日(日)、すべての応募作品を加美住民センター大ホールに並べ、審査を行いました。
会場に所狭しと並べられた年賀状は、葉書におさまらない元気なネズミや立体的な工夫をしたもの、ちぎり絵や版画などユニークな年賀状などさまざま。
審査員は「どの作品もできがよく、甲乙つけがたい」と頭を悩ませながら、どれひとつ同じ物がない1698通の手作り年賀状から入賞作品を50点選びました。
入賞作品をはじめ全作品は、2月1日から4月18日まで、多可町加美区鳥羽の和紙博物館「寿岳文庫」で展示します。
また、表彰式は、2月3日(日)午後1時から加美住民センターで行い、入賞者に町から賞状などを贈ります。
▼子どもの部(金賞)多可町・中町南小学校5年 丸山泰史君の作品
▼一般の部(金賞)北海道虻田郡洞爺湖町 菅原勇さんの作品
ウィーンを拠点に世界的な活躍をしている神戸市出身のピアニスト弓張美季さんを招き、『お出かけ音楽教室』を行いました。
弓張さんは3年前から同町文化会館『ベルディーホール』でリサイタルを行っており、同館では地域の子ども達に本物の音楽を提供し豊かな心を育み感性を磨いてもらおうと毎年プレイベントを実施しています。プレイベントで小学生を対象とするのは今年が初めて。午前中は、八千代南小学校で八千代区内の3小学校5・6年児童約110人が音楽を楽しみました。
『音は生きているの。感情を持っています。ピアノ大好きと思うとピアノが私を助けてくれます・・・。この学校のピアノは、古くて少し傷がありますが、とてもいい音を出してくれます。古い楽器は職人さんが時間をかけて作っているのでとても馴染みます・・・・。』独特の世界観を持って、児童達の目をみつめながら語りかける弓張さん。3歳からピアノをはじめ、中学時代は音楽を勉強するため両親と離れ1人ドイツで暮らす。その後、イギリス、アメリカ、ロシアと世界を飛び回ったと語る弓張さんの話を真剣に聞く児童達。
また、音を心で聴いて欲しいとの願いから、弓張りさんが弾くピアノの音から何色を連想するのか、何をイメージしたかを言い合うゲームも行いました。目を閉じてイメージする児童達に、様々な音色を引き分ける弓張さん。弾き終わると同時に『黄色が見えた』『船・タイタニックが見えた』『闘牛が見えた』『優しい心』とそれぞれの曲について、我先にと手を挙げてこたえる児童達。
その一つひとつの回答に『すごくいいね。』『ブラボー!!』と目を大きく輝かせて褒める弓張さん。
また、午後からはベルディーホールで多可高校1・2年生約300人を対象に、スライドを使って音楽に対する思いや海外生活について語るなど、地域の子ども達と音楽を通じた素敵な交流を行いました。
ウィーンを拠点に世界的な活躍をしている神戸市出身のピアニスト弓張美季さんを招き、『お出かけ音楽教室』を行いました。
弓張さんは3年前から同町文化会館『ベルディーホール』でリサイタルを行っており、同館では地域の子ども達に本物の音楽を提供し豊かな心を育み感性を磨いてもらおうと毎年プレイベントを実施しています。プレイベントで小学生を対象とするのは今年が初めて。午前中は、八千代南小学校で八千代区内の3小学校5・6年児童約110人が音楽を楽しみました。
『音は生きているの。感情を持っています。ピアノ大好きと思うとピアノが私を助けてくれます・・・。この学校のピアノは、古くて少し傷がありますが、とてもいい音を出してくれます。古い楽器は職人さんが時間をかけて作っているのでとても馴染みます・・・・。』独特の世界観を持って、児童達の目をみつめながら語りかける弓張さん。3歳からピアノをはじめ、中学時代は音楽を勉強するため両親と離れ1人ドイツで暮らす。その後、イギリス、アメリカ、ロシアと世界を飛び回ったと語る弓張さんの話を真剣に聞く児童達。
また、音を心で聴いて欲しいとの願いから、弓張りさんが弾くピアノの音から何色を連想するのか、何をイメージしたかを言い合うゲームも行いました。目を閉じてイメージする児童達に、様々な音色を引き分ける弓張さん。弾き終わると同時に『黄色が見えた』『船・タイタニックが見えた』『闘牛が見えた』『優しい心』とそれぞれの曲について、我先にと手を挙げてこたえる児童達。
その一つひとつの回答に『すごくいいね。』『ブラボー!!』と目を大きく輝かせて褒める弓張さん。
また、午後からはベルディーホールで多可高校1・2年生約300人を対象に、スライドを使って音楽に対する思いや海外生活について語るなど、地域の子ども達と音楽を通じた素敵な交流を行いました。
加美区熊野部で、藁(ワラ)でも切れる柔らかいお餅などをつくって村人達が集う珍しい行事が1月27日(日)同集落公民館で行われました。
これは、少なくとも約120年ほど前から伝わる「すべきり行事」と呼ばれる伝統行事です。この行事では、同集落にある氏神・稲荷神社にお供えする鏡餅・小餅と、藁でも切れる柔らかいお餅「すべきり餅」、集落の皆さんで味合う「手の窪(くぼ)」とよばれるお餅の3種類を作ります。
最初に作るのは鏡餅です。このお餅は「手伝い」と呼ばれる男性10名が5人一組となって、「オバア」と呼ばれる男性の指示に従い餅をつきます。神前に供えるお餅だけに「手伝い」は白い割烹着に、頭に“祭”と書かれた手ぬぐいを巻き、藁を敷き詰めた餅つき場にわら草履で登場しました。そして、同集落の大工が集落内の松と檜で作った長さ約80センチの杵(穂:47㎝で松を使う、枝:75㎝で檜を使う)を手にし、口にサカキの葉を一枚くわえ粛々と餅をつき始めました。
口にサカキの葉をくわえるのは、無駄口をたたかないためだとか・・・。「ペッタン、ペッタン」と軽く高い音が響き渡り約1時間(12升を2回に分けてついた)かけてつき上げると「大当人」と呼ばれる2人の男性が稲荷神社へお参りし、餅が無事につき上がったことを報告しました。
次に作ったのは「手の窪」です。集落のみんなで小豆やきな粉をつけて食べました。子ども達は、出来上がった「手の窪」を口に頬張りながら「お正月家で食べたお餅と全然違う。やわらかい」と歓声を上げていました。
最後は「すべきり」です。「大当人」が、昨年自分の田んぼで採った餅米の稲藁を準備し、他のお餅同様「手伝い」がつきあげます。「めでた、めでたの、若松様よ、枝も栄えてよ、葉も茂る、おもしろや・・・・」と「オバア」が伊勢音頭の節に合わせ「すべきり歌」を歌い始めると、杵を振り上げる「手伝い」の動作も一段と力強くなり、みるみるうちにつき上がりました。「すべきり餅」は昔、集落全員に配り歩いたようですが、現在では神主・住職をはじめ当行事の関係者に配られています。
なお、来月3日(日)お当渡しの行事に今回作った鏡餅を稲荷神社にお供えします。
加美区熊野部で、藁(ワラ)でも切れる柔らかいお餅などをつくって村人達が集う珍しい行事が1月27日(日)同集落公民館で行われました。
これは、少なくとも約120年ほど前から伝わる「すべきり行事」と呼ばれる伝統行事です。この行事では、同集落にある氏神・稲荷神社にお供えする鏡餅・小餅と、藁でも切れる柔らかいお餅「すべきり餅」、集落の皆さんで味合う「手の窪(くぼ)」とよばれるお餅の3種類を作ります。
最初に作るのは鏡餅です。このお餅は「手伝い」と呼ばれる男性10名が5人一組となって、「オバア」と呼ばれる男性の指示に従い餅をつきます。神前に供えるお餅だけに「手伝い」は白い割烹着に、頭に“祭”と書かれた手ぬぐいを巻き、藁を敷き詰めた餅つき場にわら草履で登場しました。そして、同集落の大工が集落内の松と檜で作った長さ約80センチの杵(穂:47㎝で松を使う、枝:75㎝で檜を使う)を手にし、口にサカキの葉を一枚くわえ粛々と餅をつき始めました。
口にサカキの葉をくわえるのは、無駄口をたたかないためだとか・・・。「ペッタン、ペッタン」と軽く高い音が響き渡り約1時間(12升を2回に分けてついた)かけてつき上げると「大当人」と呼ばれる2人の男性が稲荷神社へお参りし、餅が無事につき上がったことを報告しました。
次に作ったのは「手の窪」です。集落のみんなで小豆やきな粉をつけて食べました。子ども達は、出来上がった「手の窪」を口に頬張りながら「お正月家で食べたお餅と全然違う。やわらかい」と歓声を上げていました。
最後は「すべきり」です。「大当人」が、昨年自分の田んぼで採った餅米の稲藁を準備し、他のお餅同様「手伝い」がつきあげます。「めでた、めでたの、若松様よ、枝も栄えてよ、葉も茂る、おもしろや・・・・」と「オバア」が伊勢音頭の節に合わせ「すべきり歌」を歌い始めると、杵を振り上げる「手伝い」の動作も一段と力強くなり、みるみるうちにつき上がりました。「すべきり餅」は昔、集落全員に配り歩いたようですが、現在では神主・住職をはじめ当行事の関係者に配られています。
なお、来月3日(日)お当渡しの行事に今回作った鏡餅を稲荷神社にお供えします。
現在、多可町のなごみの里山都では、『なごみちゃん大根』と『なごみ君大根』が、なごみの里山都の一員としてレストラン前でお客様をお迎えしています。
この大根は、同施設から徒歩で1分の畑でとれたものです。
両手であいさつをしているような大根(なごみちゃん)と立派な両足で立っているような大根(なごみ君)。通常の畑栽培では難しい形なので非常に珍しがられています。
この噂を聞きつけて山都にお越し頂いたお客さんからは、『変わった形の大根はどこですか?』と聞かれるほどちょっとしたブームになっています。
現在、多可町のなごみの里山都では、『なごみちゃん大根』と『なごみ君大根』が、なごみの里山都の一員としてレストラン前でお客様をお迎えしています。
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両手であいさつをしているような大根(なごみちゃん)と立派な両足で立っているような大根(なごみ君)。通常の畑栽培では難しい形なので非常に珍しがられています。
この噂を聞きつけて山都にお越し頂いたお客さんからは、『変わった形の大根はどこですか?』と聞かれるほどちょっとしたブームになっています。
1月26日、ラベンダーハーブ大学を加美公民館で開催しました。
今回は、NHK「趣味の園芸」の講師であり、とっとり花回廊のトップマネージャーでもある矢澤秀成先生を招き、「花の力」と題して講演がありました。
矢澤先生は、とっとり花回廊の紹介や活動について、また「花育」活動について話されました。
「植物を育てるとき、肥料にこだわるのでなく、環境に合えば花は咲きます。その土地に合うように、日本の血を入れることが大事。
育種家は夢を語るもの。今までできなかったことを形にして、子どもから大人までみんなに花を大切にしてもらいたい。」と締めくくられました。
1月26日、ラベンダーハーブ大学を加美公民館で開催しました。
今回は、NHK「趣味の園芸」の講師であり、とっとり花回廊のトップマネージャーでもある矢澤秀成先生を招き、「花の力」と題して講演がありました。
矢澤先生は、とっとり花回廊の紹介や活動について、また「花育」活動について話されました。
「植物を育てるとき、肥料にこだわるのでなく、環境に合えば花は咲きます。その土地に合うように、日本の血を入れることが大事。
育種家は夢を語るもの。今までできなかったことを形にして、子どもから大人までみんなに花を大切にしてもらいたい。」と締めくくられました。
1月26日(土)、八千代公民館で、西脇高校出身の臼井三平教授(大阪大学)ほか4人の国際的な数学者の皆さんを招き「おもしろ算数・数学講座」を開催しました。
これは、小学5年生以上を対象に、算数・数学に興味を持ってもらおうと毎年行われ、79人が参加しました。
講座では、数学理論に挑むべくロープを使った難問から始まり、機転を利かしたユニークな問題や大学の講義で話された少し難しい問題までさまざまな問題が出題されました。
約1時間の回答時間が設けられ、参加者たちは頭を抱えながら真剣に問題に取り組んでいました。
時間が経つにつれ、会場のあちらこちらから「解った!」「できた!」と声が上がり、多くの皆さんが問題を考え、解く喜びを体験しました。
また、講座の最後には、参加者の中から数人の代表者が選ばれ、自分たちで解いた各問題をみんなの前で発表しました。
1月26日(土)、八千代公民館で、西脇高校出身の臼井三平教授(大阪大学)ほか4人の国際的な数学者の皆さんを招き「おもしろ算数・数学講座」を開催しました。
これは、小学5年生以上を対象に、算数・数学に興味を持ってもらおうと毎年行われ、79人が参加しました。
講座では、数学理論に挑むべくロープを使った難問から始まり、機転を利かしたユニークな問題や大学の講義で話された少し難しい問題までさまざまな問題が出題されました。
約1時間の回答時間が設けられ、参加者たちは頭を抱えながら真剣に問題に取り組んでいました。
時間が経つにつれ、会場のあちらこちらから「解った!」「できた!」と声が上がり、多くの皆さんが問題を考え、解く喜びを体験しました。
また、講座の最後には、参加者の中から数人の代表者が選ばれ、自分たちで解いた各問題をみんなの前で発表しました。