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2009年02月 アーカイブ

2009年02月02日

第14回杉原紙年賀状全国コンクールの表彰式が行われました

 2月1日(日)、中央公民館で第14回杉原紙年賀状全国コンクールの表彰式を開催しました。
 全国から1,317通の手作り年賀状が寄せられ、作品には、ちぎり絵のほか、版画や水彩画で描かれた干支の丑をモチーフにしたユニークな作品が数多くそろいました。
 総勢26人が入賞し、子どもの部では大澤那苗さん(高砂市立米田小2年)、一般の部では、丸尾菜摘さん(姫路市)が金賞を受賞しました。
 また、表彰式の後には、今回の作品の審査に当たった5人の審査員が講評を述べました。審査員の皆さんは、「審査のポイントは、杉原紙が活かされているか、年賀状としてふさわしいか、彩りが良いか、おもしろみや芸術性があるかなど重視しました」、「いずれの作品も心のこもった手作りの年賀状でした」、「色合いやデザインの発想がすばらしく、努力の成果が感じられました。これからも努力を続けてほしい」、「審査会場いっぱいの作品で埋め尽くされた。そんな中、今回の入賞作品は、より優れたすばらしい作品ばかりでした」、「多くの皆さんに全国的な規模で杉原紙を知ってもらえてうれしく思います」とそれぞれに話し、入賞者の皆さんに祝福の言葉を贈りました。
 なお、今回応募された全作品は、4月30日(金)まで和紙博物館「寿学文庫」にて展示しています。ぜひ、一度ご鑑賞ください。

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2009年02月03日

多可町ジビエフェアを開催

 シカによる農業被害が問題となっている多可町では、シカ肉の有効活用と消費拡大を目指して、1月31日(土)・2月1日(日)の2日間、シカ肉料理の魅力発見研修会「多可町ジビエフェア」を開催しました。
 2月1日(日)、多可町交流会館で行われたフェアは、2部構成で行われ、第1部では、兵庫県森林動物研究センター主任研修員・横山真弓氏による「シカ肉の活用と自然環境の保全」と題した講演が行われました。
 ①シカ肉はE型肝炎の発症源になる可能性が極めて低い安全なお肉であること②シカ肉は低カロリーなのに高たんぱく、さらに鉄分が豊富なヘルシー食材であること③シカは毎年妊娠するため、捕食者のいない現在の環境下では、シカの生息環境が破壊されます。よってモニタリングしながら適切に生息密度を下げる必要があることなどが豊富なデータと共に紹介されました。
 第2部では、(株)BLD東日本エリア総料理長・上條一氏によるシカ肉料理の調理法紹介と試食会が行われ、フランス料理の一流シェフが考案した“家庭でも手軽に楽しめるシカ肉レシピ”が約100人の参加者に伝授されました。
 シェフは舞台上でカツレツ作りを実演し、肉の臭みを消すコツやハーブ等を使った香りのつけ方などを説明しながら、手早く調理しました。
 その後、シェフが前日から準備したシカ肉料理5品の試食が行われ、参加者は工夫が詰まったシカ肉料理に舌鼓を打ちながら、様々な質問をシェフに投げかけ、活発に意見交換を行いました。
 また、今回、みつばグループの皆さんがシェフの助手を務め、「チームワークが抜群」とシェフに称される手際のよさで試食用の約100人分の料理を作りました。
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第4回多可町音楽祭を開催

 2月1日(日)、ベルディーホールで多可町音楽祭が行われました。
 今年は、15団体が歌や楽器演奏など日頃の練習成果を披露しました。
 演奏が終わるたびに観客席から温かい拍手が送られました。
 中には観客から出演者に花束が渡されるという嬉しいサプライズがあるなど出演者も観客も一緒に音楽祭を楽しみました。

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2009年02月08日

中区高岸で「高岸・五反田遺跡(たかぎし・ごたんだいせき)」の現地説明会が行われました。

 2月7日(土)中区高岸、「高岸・五反田遺跡」の現地説明会が行われ、多くの歴史ファンで賑わいました。
 同遺跡は、平安時代末~鎌倉時代(12世紀~13世紀)の荘園集落の跡として、中町西線の道路工事現場から発見されたものです。
調査の成果は次のとおりです。
【調査面積】約300㎡
【検出遺構】掘立柱建築物(5~6棟)、土坑(10基)、溝(2本)ピット状遺構(約200基)
【出土遺物】須恵器(すえき)、土師器(はじき)・青磁・白磁
 
 なお、平成8年度に当該地から約200㍍南で、同時期の遺構が確認されており、同一集落を構成するものであるとされています。(今回の調査値は集落北端付近に相当する地点と思われる。)
 中区内の同時期の遺跡として、多くの輸入磁器を出土し土豪クラスの館が検出された「糀屋・土井の後遺跡」や、在地領主クラスの墓や比較的大規模の建物跡群が検出された「思い出遺跡群」が知られていますが、これらと比較すると、今回の「高岸・五反田遺跡」の構成は、一般的な集落と推定されています。
 また、出土遺物の中には、県内初ともされる外面に巴(ともえ)文状の模様が施された須恵器も発見されています。
 同町教育委員会(那珂ふれあい館)の安平勝利課長補佐は、同遺跡について「豪族層・裕福層・一般農民層に分かれていった荘園内部の階級社会の様子を知る資料になる」と語っています。

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2009年02月09日

伝説のあまんじゃこが息づく多可の里 歴史街道ぶらっとある記 イラストMAPが完成

 多可町では、このほど、多可ふれあいボランティアガイド、多可町観光交流協会との協働で、町の歴史遺産・伝統文化をPRする歴史街道イラストマップを作成しました。(A3表裏カラー)
 同事業は、歴史遺産・伝統文化資源を活かしたまちづくりを行おうと旧中町(現中区)で取り組んでいたものです。これを新町「多可町」全体に広げようと、昨年度末から八千代区の、今年度初めから加美区の地域資源の整理を行ってきました。
 中区が、律令制度時代の行政最小単位である「郷」を活用するなど地域の特性を活かしていたことから、他の2区についても地域特性を考慮。町史や、旧町で発行されたパンフレット、広報紙に掲載の歴史遺産に関する記述など膨大な資料を参考に検討しました。
 加美区は杉原紙、棚田などを取り上げ区内を5つの道に、八千代区は野間山城や珍しい伝統行事を取り上げ4つのゾーンに分けました。イラストは全て多可町観光交流協会長が絵の具を用い手書きしたもので、ほのぼのとしたデザインに仕上がっています。
 MAP作成にかかわった委員たちは「このMAPをもとに町内外を問わず多くの皆さんに多可町を知っていただきたい」と意気込んでいます。
 なお、同MAPは多可ふれあいボランティアガイドによる案内時に用いる他、2月中旬までに町内公共施設窓口に設置します。
 また、中区版イラストMAPは3月中に完成を予定しています。

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2009年02月10日

中町北小学校で隈取教室が行われました

 2月6日(金)、中町北小学校で隈取教室が行われました。
 これは、同校の4年生を対象に毎年行われ、隈取を描くことで地域の伝統芸能・播州歌舞伎について学びます。
 教室では、播州歌舞伎継承者の中村和歌若師匠を迎え、歌舞伎のすばらしさやこれまでの活動、取り組みなどが紹介されたほか、隈取に使われる色(赤・黒・青)の意味などが話されました。
 隈取の作成では、児童たちは思い思いの隈取りを選び、手本を見ながら真剣な面持ちで慎重に描いていきました。
 子どもたちは「隈取は難しかった。世界でたった一枚のオリジナルの作品ができた。今回描いた隈取は、これからも大切にしたい」と心躍る体験に大きな声で感想を話しました。
 また、教室の最後には、児童を代表して4人の子どもたちが実際に隈取の化粧を行い、歌舞伎用のカツラをかぶるなど伝統文化の一幕にふれる貴重な体験をしました。

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2009年02月15日

地域の子どもは地域で守り育てる 多可町青少年健全育成大会を開催

 2月14日(土)、ベルディーホールで多可町青少年健全育成大会が行われ、地域住民約200名が参加しました。
 第1部ではアトラクションとして、多可町少年少女合唱団による合唱が
行われました。
 第2部では、西脇警察署・生活安全課の藤原周吾課長から、西脇多可管内における青少年の現状について報告がありました。
 経済的な悪化に伴い、昨年11月頃から車上狙いが多発していることを伝え、特に人が集まる場所等で互いに注意して欲しいと呼びかけました。そして、昨年の非行統計や深夜徘徊の現状を説明しながら、将来、地域が発展するかしないかは、今の子どもの健全育成にかかっている。大人が子どもをきちんとしつけていくことが大切と説きました。
 第3部では、町内で青少年健全育成活動を行う3グループが活動の報告を行いました。
 『多可町青少年補導委員会』からは、女性補導委員の岸本みどり班長が合併後の活動について触れ、新町としての組織体制が整ったこと、心の合併が出来たこと、地域に青パトが浸透できたことなどを発表しました。
 『たか学校応援プロジェクト実行委員会』からは、事務局の小林良弘(社会教育主事)が、地域住民のボランティアによる学校行事や学校図書室の係わり方、登下校の安全指導などについて報告。今後は意欲のある地域のボランティアに活動の場を広げつつ、出来ることから取り組んでいきたいと語りました。
 『多可子育てなんでも委員会』からは、委員長の吉田俊男さんが、子どもの現状や社会環境の現状に触れながら、親子一緒に育つこと、地域の自然や人を活用すること、伝統文化や異文化の継承と体験を図っていくことの大切さを語り、心豊かでたくましく成長していこうと語りました。

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2009年02月16日

加美区の老人クラブ連合会と婦人会による交流会を開催

 2月15日(日)、加美区の老人クラブ連合会と婦人会による交流会が行われました。
 集まった約100人の参加者は、まず始めに、5人1組の20チームに分かれ、加美体育館で囲碁ボールを楽しみました。マットに空いた穴を囲碁の碁盤にみたて、五目並べのように白黒のボールを縦横斜めに並べて競うという単純なゲームですが、「どの穴を狙うか」「力加減をどうするか」などなかなか奥が深く、会場では白熱した試合が繰り広げられました。
 「次はここ狙いよ!」などチームで戦略を練るのですが、なかなか思うところへボールは転がってくれません。一球打つ度に笑い声と歓声があがり、会場は終始賑やかな雰囲気に包まれました。
 その後、会場を加美公民館に移し、中町赤十字病院・理学療法士の前田豊和さんを講師に招き、「健康」についての講演会を行いました。
 前田さんは、自身の経験を織り交ぜながら、気持ちや思い込みは身体にとても影響を与えるとし、「病は気から」くる部分も大きいことを語りました。 婦人会の皆さんが用意されたお茶や菓子を食べながら、皆さん健康の秘訣を熱心に聞いていました。

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2009年02月23日

青春の汗! 播州路を駆けろ‼

 2月22日(日)、西脇市と多可町を周回する「北はりま田園ハーフマラソンコース」を舞台に、第1回西脇多可選抜新人高校駅伝競走大会が行われました。
 これは、西脇多可選抜新人高校駅伝競走大会実行委員会(西脇市陸上競技会、多可町陸上競技会、西脇工業高校など)が主催し、全国に『駅伝のまち』を広くPRしようと、今年初めて開催されました。
 大会では、地元が誇る西脇工業高校(「以下:西脇工」 全国高校駅伝競走大会最多優勝〔8回〕)をはじめ、県内外から男子41チーム、女子25チームの強豪チームが参加しました。
 コース周辺には、全国トップクラスのランナーの走りを一目見ようと、市民・町民の皆さん、遠方から訪れた多くの観客たちが応援に駆け、選手たちが挑む心のたすきリレーに熱い声援を贈りました。
 また、コース付近では、選手や観客たちにお茶やスープが無料でもてなされました。
 折り返し地点となったベルディーホール前では、みつばグループ(加美区)から応援に駆けつけた多くの皆さんに「シカ肉スープ」が振る舞われました。
 駅伝競技(男子)では、西脇工が第1中継所(第1区走者→第2区走者)においてトップでたすきをつなぐと、それ以降、ライバル校との差を広げたまま、2時間6分35秒で優勝し、みごと初代王者に輝きました。


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2009年02月24日

フロイデン八千代で『こいのぼり』の修繕を行いました

 滞在型市民農園フロイデン八千代の春の風物詩『こいのぼり』の手入れを行おうと、集落住民と同施設入居者約21名が、2月21日(土)フロイデン八千代に集まりました。
 同施設がある俵田地区では、家で使わなくなったこいのぼりや、加東市の業者から提供されたこいのぼりを、19年前から毎年ゴールデンウィーク時に揚げて村おこしを行っています。
 参加者は約2時間半、傷んでいた約100匹のこいのぼり一つひとつに手を入れ修繕を行いました。
 今年は20年目となる節目の年。4月12日(日)に揚げる予定です。
 元気いっぱい多可の空を泳ぐことでしょう。

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2009年02月26日

かえっこバザールin多可町を開催しました

 2月22日(日)加美区交流会館で、『かえっこバザールin多可町』が行われ、地域の乳幼児から大人まで62名が参加しました。
 「かえっこ」は、いらなくなったおもちゃを使って楽しい活動を作り出すシステムです。『カエルポイント』という共通の「子ども通貨」(遊びの通貨)を使います。
他にも①ダーツ②わなげ③ストラックアウト④工作⑤トランプゲーム⑥お絵描きのコーナーを設け、遊ぶとポイントがもらえるように工夫しました。
 なお、ボランティアで地域の小・中学生11名と、加美ダーツクラブさん5名が事業をサポートしました。
 参加した子ども達からは「たくさんのおもちゃにビックリした」「ダーツが楽しかった」「欲しい物がみつかって良かった」など、感想が寄せられました。
 同館では、子どもたちが遊びの中で自主的な活動を通じて新しい交流の輪が芽生える事を期待したいと語っています。

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