4月24日、西谷なごみの森で川崎重工㈱の新入社員24人が参加し、森づくり活動研修会が行われました。
この活動は、昨年12月に調印を交わした「川崎重工 西谷なごみの森」事業に基づく活動で、企業が森づくり活動に参加し、その活動の中から森林保全の現状と課題を認識し、環境学習に取り組んでいくものです。
研修会では、初めに「多可町における森林活動」と題した講義が行われました。
講義では、兵庫県豊かな森づくり課の柴原課長補佐が県内の森林整備の現状と課題として、①森林の果たす役割、②生活を豊かにする森づくり、③産業を支えるもりづくりなどについて話しました。
また、兵庫県森林組合連合会の中西さんからは、西谷なごみの森の森林状況や特徴などの紹介のほか、この日行う森づくり活動の目的や作業内容についての説明がありました。
講義の後は、実際に参加者全員が里山へ入り、木々の伐採作業を行いました。普段持ちなれていないのこぎりを手に、参加した皆さんは、真剣な面持ちで慎重に作業を進めました。