4月26日(日)、曽我井地内において、一般国道427号(以下R427号)の曽我井バイパス開通式が行われました。
R427号は、明石市と朝来市を結ぶ、延長65㎞の播磨・丹波・但馬の「連携」、「交流」を担う主要な幹線道路です。
昭和57年に一般国道として認定を受け、以降、周辺地域の主要道路としてその役割を果たしてきました。しかし、曽我井集落の中心部を通るR427号は、歩道が未整備で路肩も狭く、またカーブも多いことから、朝夕には交通渋滞が発生し、事故も多発する極めて危険な道路状況でした。これを受け、兵庫県では、平成11年から国道整備に事業着手し、今回、全体約1.8㎞の道路改築計画の内、曽我井地区のバイパス区間約0.8㎞が完成しました。
式典では、杉本県民局長が「“ハートにぐっと北播磨”になぞらえて、心にぐっと響く北播磨の街道として交流の架け橋になるよう、今後も引き続き道路整備に努めたい」とあいさつしました。
また、戸田町長は「R427の愛称である“北はりま夢街道”。その名のとおり、地域振興と心通じる道として、夢を育む街道となることを願います」と話しました。
また、開通記念セレモニーとして、地元で結成されているよさこいチーム「あまのじゃく」によるダンスの披露やテープカット、くす玉開披、パトカーの先導による通り初めが行われました。