4月13日(月)、多可町役場で第16期「緑のふるさと協力隊」着任式が行われました。
協力隊員には、小野正晴さん(神奈川県出身)が着任し、式では、町職員、受け入れ先の関係者が出席する中、町長から小野さんに着任証書が手渡されました。
戸田町長からは「田舎の良さを知り、思う存分、緑多き田舎の自然を楽しんでください。その中で、協力隊員としての志をしっかりと持ち、山村地域が抱える農業・林業・地域振興などさまざまな問題を認識し、自らの手で学び取ってください。また、緑のふるさと協力隊が掲げる7つのキーワードを見つめ直し、今後の活動に当たってもらいたいと思います。小野さんの熱意とこれからの活動に大きく期待します。」とあいさつがありました。
また、隊員あいさつでは、緑のふるさと協力隊に応募した理由について「格差、貧困などさまざまな社会状況の中で、真の豊かさとは何かを考えています。自分なりに考え、たどり着いた活動が緑の協力隊でした。昔ながらのコミュニティ、自然とのつながりが深く残る農村地域に飛び込み、さまざまな活動に挑戦し、その中で現状と課題を学び取りたい。この活動を通じて、自分の未来、可能性を見いだしていきたいと思います」と堅い決意を話しました。
■協力隊員7つのキーワード■
①活動目的:互いのギャップに出会うこと。
②役割:あるもの探しの1年間
③活動フィールド:すべてが活躍のステージ
④暮らし:知恵をしぼって“月5万円”ライフ
⑤気づき:五感、フル回転
⑥厳しさ:生きる力を蓄える
⑦将来:人との出会いが、夢をかなえる原動力