多可町観光交流協会では、このほど加古川市内の小学生(5.6年生)と大人たち約40名を対象に自然体験学習会を開催しました。
この学習会は、同協会の交流部会が、昨年度に引き続き、加古川の市民団体連絡協議会「まちづくり塾加古川」と協議を重ね受け入れてきたもので、地域の人々とふれあう中で、ホタルが飛び交うすばらしい自然環境について学ぼうと計画したものです。
ラベンダーパーク多可で子ども達をむかえた同協会の藤井英延会長は、「加古川を通じて源流(多可町)と下流(加古川市)の交流が深まることを期待します。」とあいさつをしました。
同公園では、ラベンダーの香りに包まれて、自然を楽しみました。
その後、杉原紙研究所で年賀状コンクール応募用のハガキを自分でつくる紙漉き体験をしました。
夕方には、加美区清水の体育館で足立陽一区長から歓迎のあいさつがあり、地元の山口聡さんから「環境」について、合成洗剤を使わず、綺麗な水を川下へ流す運動を進めてきたお話がありました。
また、地元の山口邦政さんからは、写真を使って「ホタル」についての説明がありました。
午後8時頃からは、多可町加美区のホタルスポット『清水の杉原川沿い』を歩きホタル観賞を行いました。
暗闇の中で幻想的な蛍の光を目の当たりした参加者からは、歓声があがるなど、美しい自然に触れることで環境の大切さについての理解を深めました。