『敬老の日』。その精神と歴史は、野間谷村から始まり、多可町へと脈々と受け継がれています。
9月15日、喜寿を迎えられる方をベルディーホールに招き、多可町喜寿敬老会を開催しました。
今年は、対象者295人のうち、135人の皆さんが参加され、和やかな雰囲気の中で式典が行われました。
式典では、町長から「時代とともに、力強く人生を歩んでこられた皆さんには、自分たちの経験をぜひ若い世代に伝えていただきたい。敬老の精神を受け継ぐまちとして、皆さんとのきずなを大切にしていきたい。皆さんには、これからの第2の人生を大いに楽しんでいただきたい」と喜寿を祝うあいさつがありました。
また、お祝いの品として、杉原紙と孫の手が喜寿の皆さんに贈られ、誕生日が9月15日に一番近い方として代表に選ばれた村上富美子さん(西安田)が町長からお祝いの品を受け取りました。
そのほか、会場内では、昭和28年ごろの昔懐かしい写真の数々が展示され、参加者の皆さんは、当時の風情や町並みに思いをはせながら真剣に写真に見入っていました。
式典後の余興では、生駒尚子さん(演歌歌手)の歌謡ショーが行われ、参加した皆さんは、笑顔に包まれながら和やかなひとときを過ごしました。
また、敬老の日に先立ち、敬老の精神の発祥の地である八千代区では、各校区ごとに敬老会が開催されました。
各会場では、さまざまなアトラクション(余興)が催され、参加した皆さんは、笑い声の絶えない楽しい時間を過ごしました。