9月16日(水)、中町中学校で車いすバスケットボールチームとの交流会が行われました。
これは、障害を持つ車いすバスケットボール選手との交流を通じ、選手の皆さんの競技にかける夢や思い、障害を乗り越えた心の成長を学んでもらおうと開催されました。
この日は、清水M・S・T(神戸市)、レイク滋賀(滋賀県)の両チームから総勢6人の選手が訪れ、全校生徒は大きな拍手で出迎えました。
交流会では、多可高校の校長で車椅子バスケットボールの公式審判でもある足立宏司さんがルールや競技用に使われる車椅子を説明し、その後に、車いすバスケットボールチームによるデモンストレーションゲームが行われました。ミニゲームでは、男子バスケットボール部が生徒VS生徒(3対3)・先生VS生徒(3対3)、プロ選手VS生徒(1対5)などを体験し、豪快なシュートが決まるたびに会場からは大きな拍手がわき起こりました。
今回初めて車いすバスケットボールに挑戦した生徒や先生たちは「楽しかった」、「おもしろかった」、「とても良い経験ができた、また機会があれば挑戦したい」など、さまざまな感想を話しました。
また、ミニゲームを楽しんだ後には、パラリンピックに何度も出場しているという是友選手が競技を始めたキッカケや仲間の支えの大切さを講演しました。その中で是友選手は「どんなことにも負けないたくましい意思をもつことが大切」と話し、生徒たちはしっかりとした表情で応えていました。