八千代区中野間の極楽寺遺跡北群で、16世紀ごろ(戦国時代)に意図的に壊されたとみられる墓石群が発見されました。
町教育委員会では、県の砂防工事に伴い、10月中旬から約200㎡の範囲で発掘調査を進めてきました。
調査の結果、南北に伸びる約13mの石垣、そのすぐ東側の斜面から墓石(五輪の塔の一部)や供養のための皿の破片、人骨などが出土しました。
今回の発見に伴い、町教育委員会では、11月7日(土)に現地説明会を開催し、地元住民や歴史ファン約70人が見学に訪れました。
訪問者たちは、発見された貴重な遺跡を写真におさめたりしながら、熱心な表情で説明に聞き入っていました。