「育てよう、地域ぐるみで青少年」、「思いやりでつくる西脇多可の交通安全」、「暴力団を恐れない、利用しない、暴力団に金を出さない」のスローガンのもと、11月28日(土)、西脇市民会館で平成21年度西脇多可の安全な暮らしを守る住民大会が開催されました。
第1部では、西脇多可防犯協会長の來住壽一西脇市長より「私たちの住んでいる地域は顔の見える地域です。いつもの活動に合わせつつ、地域社会が本来持っている犯罪抑止力を高め、地域の繋がりの中で守っていくことが大切」とあいさつがありました。
また、多可町婦人会長の池田佳代さんによる大会宣言が行われ、みんなで事故や犯罪のない明るく安全・安心な社会の実現に向け全力を挙げて取り組むことを確認しました。
第2部では、工学博士の島田竜也さんによる「泥棒に勝つ!!目からウロコも防犯対策!!」と題した講演が行われ、「どんな家が狙われるのか?」「いくらあればお金持ちなのか?」「どこから侵入するのか?」など泥棒の視点に立って防犯を考える必要性を説きました。
防犯の最大のポイントは、隣の家よりも防犯対策をちょっと良くする事だとし、防犯にはお金がかかるとした上で、地域の住民活動など意識の変化でコストを抑える事ができると語りました。
集まった約500人は熱心に聞き、我が家の防犯対策を見つめ直しました。