阪神・淡路大震災から丸15年。震災の教訓を忘れることなく、大規模な地震災害に備えようと、1月17日、多可町総合防災訓練を実施しました。
訓練は、震度6強の大規模地震が発生したとの想定で、第一部として加美区北部3集落(山寄上・鳥羽・清水)において、災害想定訓練を行いました。
想定訓練では、災害発生を知らせるサイレン吹鳴の後、周辺住民の皆さんが各公会堂に避難し、被害状況や安否確認、避難誘導など、実際の災害現場で必要となる伝達事項(手段)などについての訓練を行いました。
また第2部では、加美体育館周辺において、消防訓練・防災イベントを開催しました。
会場では、関西電力(株)による非電力供給訓練、にしたか消防本部・多可町消防団による救助訓練と消火訓練、震災・学校支援チーム「EARTH」による防災講話が行われました。また、陸上自衛隊(青野原駐屯地)によるカレーの炊き出し訓練も行われました。
迫力ある訓練に、参加者の皆さんは、改めて災害に備える「防災意識の大切さ」について再確認しました。