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2010年01月 アーカイブ

2010年01月18日

『スペシャルワークキャンプin多可町』を開催しました

 緑のふるさと協力隊として、昨年4月から多可町での生活を体験している小野正晴くん。
 1月9日~11日に、街の若者を多可町に招いて『スペシャルワークキャンプin多可町』と題したイベントを企画・開催しました。
 本当の豊かさとは何だろう。多くの可能性をもつ町、多可町で、人との出会いを通して自分らしさを見つめなおそう! そんな声に、全国各地から20人の若者たちが集まりました。
 このワークキャンプ、豊かな自然と魅力的な人たちが暮らすこの町で、若者たちには、自分の夢や生き方を考える場になれば・・・と、そして、地域の人たちには、より良い町づくりのヒントが得られる機会になれば・・・と、緑のふるさと協力隊員の小野君が企画しました。
 若者たちはまず、宿泊場所である中区天田量興寺のとなりにある蓮池でレンコン掘りを体験しました。土の中から探し出すレンコン堀りは、まるで宝探しのようで、街ではなかなか味わうことのできない土の感触に、若者たちは大はしゃぎしていました。傷つけないように、慎重にスコップを入れた土の中からレンコンが姿を現すと、思わず歓声が上がります。
 ワークキャンプ2日目は、加美区の観音寺で農作業が行われました。同集落が循環型農業を目指して取り組んでいる菜の花畑で、ネット張りや肥料まきをサポート。集落の人たちとの手と手を取り合っての作業に、お互いの気持ちも通い合った様子で、続いて行われた集落の「とんど」でも若者たちは大歓迎を受けました。 初めて「とんど」を目にしたという若者もおり、年男によって火が入れられると、脈々と受け継がれてきた火祭りの炎を神妙な面持ちで見入っていました。
また、祭りでは、集落自慢の食材をふんだんに使ったさまざまな料理が振る舞われ、集落の人たちと若者たち、お互いに笑顔で交流を楽しんでいました。
 そして、10日の夜には「若者と語ろう 田舎暮らしセミナー」と題して、小野君と小野君がこれまでの多可町での生活でお世話になった人たちを交えた座談会が開らかれました。座談会の中で、小野君は「地域の中で、人とつながり土に触れて暮らす安心感が多可町の魅力」だと話しました。
 また、参加者からは、田舎暮らしについてさまざな視点から意見が出され、多可町をより良い町にするための語り合いはいつまでも続いていました。

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2010年01月19日

八千代区大屋集落に 巨大時計台

 集落に活気を取り戻そうと、八千代区大屋で住民有志の皆さんが大きな時計台を制作しました。
 完成に際し、1月10日(日)には完成お披露目式が行われました。
 八千代区大屋の入り口にそびえる、大きな時計台。
 これは、「集落を元気に」を合い言葉に、50代・60代が中心の地元住民が作る有志グループOBS(大屋ボランティアサークル)によって製作されたものです。
 これまでも、よく晴れた日には遠く明石海峡大橋まで見渡せる地域の隠れスポットを展望台として整備したり、昔から名水と名高い湧水「クルミ谷の名水」の水くみ場を整備したりと、自分たちの住む集落の魅力向上に取り組んできました。
 今回、集落のシンボルとなる時計台を作るにあたり、観光名所として有名な出石の時計台などを視察し、大工をしているメンバーが設計しました。側面のゆるやかな曲線や間伐材を用いた垂木など、こだわりが随所に込められています。
 昨年10月から休日にメンバーが集まりコツコツと作業を進め、3ヶ月かけて完成した、高さおよそ4mの立派な時計台。
 メンバーの皆さんは、今後は、時計台の壁に集落の子供たちの作品を展示したり、周囲に花を植えたりして、交流の場としてムラづくりに役立てていきたいと話していました。

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成人式を行いました

 成人の日を前にした1月10日(日)、ベルディーホールで平成22年多可町成人式を開催しました。
 今年は、260人(中区:115人、加美区:76人、八千代区:69人)が成人の日を迎え、式典には220人の新成人が出席し、人生の大きな節目となる門出を祝いました。
 式典では、戸田町長から新成人の皆さんに「成人の日を迎え、皆さんには、これからの人生に『夢』と『あきらめない力』を持ってください。また、悩んだとき、くじけそうになったとき、皆さんが育ち、慣れ親しんだ、このふるさとは、きっと温かく迎えてくれます」とお祝いの言葉が贈られました。
 また、たかテレビが作成した『多可町紹介ビデオ』や『ふるさと納税ビデオ』が放映されたほか、出席者全員での多可町歌の斉唱などが行われ、参加した新成人の皆さんは、ふるさとを魅了する催しを楽しみました。
 式典後は、各区に分かれて『はたちのつどい』が行われ、新成人の皆さんは、旧友との再会を喜び合いました。 

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多可町総合防災訓練を実施しました

 阪神・淡路大震災から丸15年。震災の教訓を忘れることなく、大規模な地震災害に備えようと、1月17日、多可町総合防災訓練を実施しました。
 訓練は、震度6強の大規模地震が発生したとの想定で、第一部として加美区北部3集落(山寄上・鳥羽・清水)において、災害想定訓練を行いました。
 想定訓練では、災害発生を知らせるサイレン吹鳴の後、周辺住民の皆さんが各公会堂に避難し、被害状況や安否確認、避難誘導など、実際の災害現場で必要となる伝達事項(手段)などについての訓練を行いました。
 また第2部では、加美体育館周辺において、消防訓練・防災イベントを開催しました。
 会場では、関西電力(株)による非電力供給訓練、にしたか消防本部・多可町消防団による救助訓練と消火訓練、震災・学校支援チーム「EARTH」による防災講話が行われました。また、陸上自衛隊(青野原駐屯地)によるカレーの炊き出し訓練も行われました。
 迫力ある訓練に、参加者の皆さんは、改めて災害に備える「防災意識の大切さ」について再確認しました。

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2010年01月26日

ここにあり多可町! ここにあり播州歌舞伎!

 1月17日(日)、県立芸術文化センター(西宮市)で県民創作公演「播州歌舞伎」が開催され、多可町中央公民館播州歌舞伎クラブが出演しました。「寿式三番叟」で幕が開け、第一部では、「受け継がれる播州歌舞伎」と題したトークが行われました。
 トークの前半では、播州歌舞伎役者である中村和歌若師匠が3才のころから子役として舞台に立った自身の体験談などを紹介し、播州歌舞伎について笑いを交えながら分かりやすく、その魅力を語りました。
 またトーク後半では、戸田善規町長と同クラブの橋間美穂さんが出演し、多可町の魅力や播州歌舞伎に取り組んできた「こぼれ話」などを語りました。そのほか、トーク中には、南光子供歌舞伎クラブ、県立播磨農業高等学校播州歌舞伎部、中町北小学校播州歌舞伎クラブの公演や練習風景のVTRも上映され、県内で播州歌舞伎に取り組む全ての団体が紹介されました。
 第2部「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」では、数々の名場面に迫力と緊張感に満ちた演技が披露され、観客の皆さんは深い感動の中、播磨の地で受け継がれる播州歌舞伎の世界に酔いしれました。
 舞台後のあいさつでは、播州歌舞伎の継承活動に取り組む全ての団体を代表して、同クラブ代表の山根加織さんが「播磨の誇る伝統芸能 播州歌舞伎を芸術文化センターの舞台で、多くの皆さんにご覧いただくことができ、感激と感謝の気持ちでいっぱいです。私たち多可町中央公民館播州歌舞伎クラブは、このすばらしい伝統を受け継ぎ、伝えるために、これからもますます精進して参ります。この思いは、南光子供歌舞伎クラブ、播磨農業高等学校播州歌舞伎部、中町北小学校播州歌舞伎クラブも同じだと思います。まだまだ未熟なものばかりではございますが、今後とも播州歌舞伎をごひいきの程、よろしくお願いいたします。」と感謝と今後の決意を述べました。

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生涯大学(あけぼの学園)が開催されました

 1月21日(木)、中央公民館で生涯大学(あけぼの学園)が開催されました。
 今回は、ホルティカルチャリスト(栽培家)の月江成人さん(加美区箸荷在住)を講師に招き、「手間をかけないで愉しむガーデニング」について学びました。月江さんは「日本と同じような気候(温暖湿潤気候)の地域が原産地の植物は日本でもよく育ち、後の管理も比較的楽」とした上で、国内外のさまざまな花を写真を交えて紹介し、その特徴や手入れ方法などを伝授しました。また、園芸の3原色について「一つの庭で花の色を混ぜすぎると統一感がなくなるため、(黄+赤)(赤+青)(青+黄)など2系統にまとめて白色をプラスするとバランスがよくなる」等ポイントを説明しました。パワーポイントで映し出された国内外の美しい庭の数々に、参加者は時に感嘆の声を挙げながら熱心に見入り、素敵な庭づくりの秘訣を吸収していました。
 また、講座の後には多可町いずみ会から七草がゆと五色なますが振る舞われました。無病息災を願って作られた色とりどりの餅入り七草がゆに講座生たちは「まろやかな味でおいしい」と笑顔で箸を進めていました。
(※春蘭学園では1月22日、八千代学園では1月27日に振る舞われます。) 

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多可町街角コンサートが行われました

 1月24日(日)、フロイデン八千代とふれっしゅあぐり館で、兵庫芸術文化センター管弦楽団員4名による弦楽四重奏「多可町街角コンサート」が行われました。
 これは、2月13日に開催される「弓張美季with兵庫芸術文化センター管弦楽団」のプレイベントとして企画されたものです。
 ふれっしゅあぐり館では、「G線上のアリア」や「アイネクライネナハトムジーク」、「世界に一つだけの花」など6曲が披露され、訪れた約100人の観客は間近で聞く美しいバイオリンとチェロの調べに酔いしれました。
 また、アンコール曲「ふるさと」では、観客も音楽に合わせて一緒に歌い、楽しいひとときを共有しました。

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