婦人会加美支部と多可町青年団が盆踊り合同練習を実施
多可町ふるさとの夏まつりに向けて、7月29日(水)、加美中学校体育館で婦人会加美支部と多可町青年団が盆踊りの合同練習を行いました。
この日は、多可町音頭を重点的に練習し、振り付けをみんなで再確認しました。約1年ぶりの盆踊りに、最初は少し戸惑い気味でしたが、回を重ねるたびに動きもスムーズになり、美しい踊りの輪ができました。
そのほか、兵庫音頭、河内おとこ節、1+1の音頭、三田音頭も練習し、参加した60人は心地よい汗を流しました。
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多可町ふるさとの夏まつりに向けて、7月29日(水)、加美中学校体育館で婦人会加美支部と多可町青年団が盆踊りの合同練習を行いました。
この日は、多可町音頭を重点的に練習し、振り付けをみんなで再確認しました。約1年ぶりの盆踊りに、最初は少し戸惑い気味でしたが、回を重ねるたびに動きもスムーズになり、美しい踊りの輪ができました。
そのほか、兵庫音頭、河内おとこ節、1+1の音頭、三田音頭も練習し、参加した60人は心地よい汗を流しました。
加美区地域協議会では、一昨年から神戸大学大学院経済学研究科の藤岡秀英准教授、中川聡史准教授の協力のもと、地域のまちづくり・むらづくりに関する地域調査(集落への訪問調査)を行ってきました。
これを受け、7月30日(木)、神戸大学(六甲台本館)において、多可町と神戸大学大学院経済学研究科とがまちづくり・むらづくりに関する協力協定を締結しました。
これは、地域施策に関する調査・研究およびその成果の普及などにおいて、両者が連携・協力し、持続可能なまちづくり・むらづくりの展開を目指す新たな取り組みです。
締結式では、神戸大学大学院経済学研究科長(神戸大学経済学部長)の藤田誠一教授と戸田町長が協定書に署名し、自治体と大学が連携・協力して取り組む、新たなまちづくり・むらづくりのあり方について意見を交換しました。その中で、藤田誠一教授は「Uターン者、Iターン者の調査を実施することにより、どういう属性の人物がUターン・Iターンをしているか把握したい」、また、戸田町長は「自分自身もUターン者なので大変興味がある。今回の調査結果を政策に生かしたい」と話しました。
今回の協定に基づき、8月には、加美区の全世帯を対象にUターンやIターンに関するアンケート調査を実施し、将来に向けた新たな地域づくりに取り組みます。
8月1日(土)、下野間で夏祭りが開催されました。
会場となった公民館には、浴衣に身を包んだ多くの住民が集まり、各種団体が準備した焼きそばやフランクフルト、おでん、わた菓子などに舌鼓を打ちました。
「ふれあいとスキンシップを図り、友だちの輪を広げてください。真夏の一夜の夢を楽しみましょう」と村上区長さん。
辺りが暗くなってくると、やぐらを囲んで盆踊りの輪ができました。
ほかにも、ボールすくいや富くじなど楽しい催しも企画され、みんなで夏の一夜を満喫しました。
8月6日(木)、稲荷コミュニティーセンターで第2回多可町図書館サポートセミナーが開催されました。
今回は、中学生日記の脚本で有名な竹内日出男さんによる「図書館よもやま話」と題した談義を行いました。
会場は、さながら中学校の教室のように演出され、第1科目がスタート。先生の竹内さんと日直の小嶋明さん(図書館サポート・ねっと会長)による対談形式のよもやま話が展開されました。
竹内さんは、図書館は無限に広がる可能性を秘めていると語り、子どもへの本の読み聞かせや人形劇など地域で子どもを育てる役割について言及しました。
また、第2科目の竹内さんとNHKアナウンサーの村上信夫さんによる対談では、テレビやゲームなどの視覚映像に浸かっている子どもたちの現状を紹介し「言葉は声に出さないと伝わらない。耳から入る言葉は、聞き手の想像力を膨らませる。子どもたちには声に出して本を読んで欲しい」と語りました。
第3科目では、村上さんの軽快なトークに乗せて意見交換が行われ、図書館に対する思いや本との係わりについてみんなで意見を出し合いました。
8月11日、マイスター工房八千代の皆さんが、台風9号による集中豪雨で甚大な被害に見舞われた佐用町の被災者の皆さんを支援しようと、励ましの気持ちを込めたマイスター自慢の巻き寿司〔天船巻き〕720本とゆで卵100個を現地に届けました。
「ニュースなどで知る被災地の現状に、居ても立ってもいられない気持ちでいっぱいになりました。現地の知人に連絡を取ると、かなりの浸水被害が出ていると聞きました。佐用町には、たくさんの知人やお世話になった方がいらっしゃいます。『少しでもいいからお手伝いしたい』、『何か役に立ちたい』そんな思いで、スタッフ一同一丸となって巻き寿司を巻きました」と話す藤原たか子施設長。
この日は、休日にもかかわらず、7人のスタッフが正午過ぎから作業を開始し、約2時間で720本の巻き寿司を作り上げました。
午後3時40分ごろには、スタッフ4人が心のこもった支援の特産品を手に、佐用町役場へ向けて出発しました。
※支援の特産品「巻き寿司」は、まずは佐用町役場に届けられ、その後に各避難所に届けられます。
8月10日(月)、坂本集落内(中区)で、水田の生物調査が行われました。
これは、集落営農組合を中心に山田錦の有機栽培に取り組む坂本地区と、環境に配慮した農業経営の展開をテーマに調査研究に取り組む神戸学院大学・京都女子大学との協同で行われた調査研究です。
この日は、朝から小雨のぱらつくあいにくの天候でしたが、両大学の教授や学生ら34名が集落を訪れ、有機農業が行われている公会堂周辺の田んぼの生物調査が行われました。
また、調査には、夏休み中の地元坂本集落の子どもたちも参加し、有機農業の田んぼでしか見られない生き物を図鑑片手に観察して歩き、田んぼのあちこちからは、学生と子どもたちの楽しそうな声が聞こえていました。
今回の調査に当たり坂本集落の皆さんは「今後も、大学と連携を図りながら有機栽培の研究、担い手の育成を図っていきたいです」と話しました。
多可町では、良好で快適な環境を維持するため、環境に関する条例の制定を進めています。
8月10日(月)、役場町長室において、多可町環境保全審議会の能瀬啓介会長から戸田町長に「多可町の環境条例の策定について(答申)」が手渡されました。
多可町環境保全審議会(構成人員14人)では、昨年12月から5回に渡って「多可町の環境条例の策定」に関して審議を重ねてきました。
また、今年7月には、町ホームページにおいて町民の皆さんに広く公表し、条例(案)に関する意見募集を行いました。
その結果をふまえ、多可町環境保全条例(案)を作成し、今回、町長に対し答申を行いました。
今後は、9月定例議会において上程する予定です。
8月13日(木)、ラベンダーパーク多可でキャンドルナイトが開催されました。
これは、轟・山口集落で、ラベンダーが咲き終わった後に何かイベントができないかと話し合い、企画されたものです。
ペットボトルで手作りしたキャンドルのスタンドは、各家庭などから持ち寄り、中学生ボランティアも手伝って完成した力作です。
辺りが薄暗くなると、園内の約1,000個のキャンドルに、スタッフが一つ一つ丁寧に灯りを灯していきました。しかし、強い風が吹き、灯したキャンドルが次々と消えてしまうハプニングに見舞われるひと幕も。
キャンドルナイト2日目の14日(金)は、ランプに蓋を取り付けて再チャレンジ。対策が功を奏し、広い園内いっぱいにキャンドルが灯り、辺りは幻想的でロマンティックな雰囲気に包まれました。
また、浴衣で来園された方にプレゼントが用意されており、浴衣姿で散策を楽しむ姿が多く見られました。
8月14日(金)、鳥羽公会堂でタイムカプセル開封式(鳥羽むらづくり協議会主催)が行われました。
今から30年前、鳥羽公会堂の建て替えと同時に埋められたタイムカプセル。
この日は、タイムカプセルの開封を待つ多くの集落住民で大いににぎわいました。タイムカプセルが地上に掘り出された瞬間には、集まった集落住民全員から一斉に拍手がわき起こりました。
タイムカプセルには、当時の思い出の品々がたくさん詰められており、懐かしさ漂う思い出の品物と再会を果たした皆さんからは、懐かしさとちょっぴり照れくさい心境に包まれた笑顔がこぼれていました。
また、当時の区長さんがつづった「30年後の集落の皆さんへ」という手紙が見つかり、集まった集落住民全員の前で読み上げられました。
8月14日(金)、高岸集落で毎年恒例の高岸三世代交流夏まつり“盆踊りの夕べ”が開催されました。
会場となった防災センター広場には、屋台コーナーが設けられ、各種団体の皆さんによる焼きそばやフライドポテト、ヨーヨーつり、ボールすくいなどが行われ、大勢の人で賑わいました。また、会場中央に設けられた舞台上では、高岸いぶきの皆さんによる勇ましいよさこい踊りやビンゴゲーム、福引きなど様々な催しが行われ、会場を沸かしました。
やぐらの周りでは、盆踊りが行われ、浴衣に身を包んだ子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、一緒に盆踊りを楽しみました。炭坑節、1+1の音頭、多可町音頭、三田音頭など、曲目が進むにつれて、踊りの輪も大きくなり、松明の火や提灯の灯りに照らされて、とても情緒溢れるものとなりました。
踊りの後には、消防団による花火大会が行われ、皆さんスイカを食べながら、美しい花火を楽しみました。
「多くの役員・隣保班長さんにお世話になり、開催できた。盆踊り、花火大会、ビンゴなど最後まで力いっぱい楽しんでほしい」と西田区長さん。舞台・やぐら・松明などすべて自分たちで準備したという手作りの風情いっぱいの夏祭りに、集落の皆さんは、お盆で帰省した親戚など家族総出で参加し、みんなで祭りを満喫しました。
8月15日、加美運動公園野球場で第4回多可町ふるさとの夏まつりを開催しました。
会場には、住民の皆さんやお盆でふるさとに帰省した人たちなど約1万人が集い、にぎやかな夏まつりとなりました。
親子おどりでは、色とりどりの浴衣を着た子どもたちがかわいらしい踊りを元気いっぱいに披露しました。町民総おどりでは、やぐらを囲んで多くの人が踊りの連を作り、参加者みんなで盆踊りを楽しみました。
また、まつりの盛り上がりをより一層演出しようと、夜空には600発の花火が打ち上げられました。
山々に響く花火の音と光の迫力に、訪れた人たちは、暑さも忘れて美しい夏の風物詩を満喫しました。
このほか、お化け屋敷や福引きなども企画され、喜びの声がこだまする楽しい夏の一夜となりました。
8月21日(金)、ベルディーホールで「多可町民の集い」が行われました。
これは、命と人権を大切にし、心ふれあう町を目指す人権集会です。
開催に際し、戸田町長は「多可町が幸せあふれる町となるには、人権文化を進めていくとこが大切です」とあいさつしました。
この日は、全国各地で人権の大切さを訴え続けるオペラ歌手の渡辺千賀子さんを講師に迎え、差別、権利、人権についての講演が開かれました。
集いでは、渡辺さんがこれまでの自らの差別体験談を語り、参加者全員は、改めて差別・権利・人権について真剣に見つめ直す貴重な時間を過ごしました。
また、渡辺さんは、夏の風(戦争・平和)、手紙(部落差別)、耳をすまして(部落差別)の3曲を壇上で歌い、人権の大切さや差別の醜さについて熱いメッセージを送りました。
集いの最後には、参加者全員が手話に合わせて、名曲「上を向いて歩こう」を合唱し、一人一人が人権について振り返る優しい時間を過ごしました。
8月23日(日)、山寄上で“ひと足早いサツマイモ掘り”が行われ、神戸・姫路などから約200人が参加しました。
9回目となる今年は天候の関係でいつもより少しサツマイモが小さかったようですが、量はたっぷり。参加者はスコップや熊手などを使って夢中でサツマイモを掘りました。「でっかいのが掘れたでぇ~」「もっともっと掘るよ~」など子どもたちの楽しい声が畑のあちらこちらで響いていました。
また、芋掘りの後は、地元の皆さんが作る焼きそばや蒸かし芋、焼き鳥などを食べたり、○×クイズ、ビンゴゲーム、スーパーボールすくいなどに参加したりして、のんびりと楽しい時間を過ごしました。
今回は、神戸大学の藤岡ゼミの学生や緑の協力隊の小野さん、小野さんの友達などがボランティアスタッフとして活躍し、当日のお手伝いはもちろん、前日にもサツマイモ畑の葉の処理などを行い、集落の皆さんと一緒に汗を流しました。
中町北小学校では、4年生の児童たち(37人)が総合的学習の一環として、ペットボトルキャップの回収活動に取り組んでいます。
そんな中、7月23日(木)、住民の方(匿名希望)から中町北小学校にペットボトルキャップ1万個が贈られました。
児童たちは、飢餓や貧困により適切な医療を受けることができない世界中の子どもたちの命を救おうと、これまでに1万個以上のペットボトルキャップを集め、日々、回収に励んでいます。
この日は、子どもたちの活動を支援しようと願う住民の方から連絡を受け、善意のプレゼント(ペットボトルキャップ)を受け取りました。
※ペットボトルキャップ800個は、1人分のポリオワクチンに相当します。