春爛漫・・・沿道を彩る黄色い花
春を彩る水仙。
町内では、沿道に咲く水仙が見ごろを迎えています。
門前集落(中区)の水仙ロードでは、道沿いに咲く水仙がどこまでも続き、訪れる人々の心を魅了させます。
水仙ロードを訪れた子どもたちは、美しい水仙の花に魅せられ、陽気な春のひとときを楽しみました。
箸荷集落(加美区)でも、沿道のいたるところに水仙が咲き誇り、農村ならではの四季を彩っています。
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春を彩る水仙。
町内では、沿道に咲く水仙が見ごろを迎えています。
門前集落(中区)の水仙ロードでは、道沿いに咲く水仙がどこまでも続き、訪れる人々の心を魅了させます。
水仙ロードを訪れた子どもたちは、美しい水仙の花に魅せられ、陽気な春のひとときを楽しみました。
箸荷集落(加美区)でも、沿道のいたるところに水仙が咲き誇り、農村ならではの四季を彩っています。
4月5日(日)、観音寺で菜の花まつりが開催されました。
観音寺集落では、昨年度より菜の花プロジェクトの一貫として、箸荷・杉原・奥豊部集落と共に菜の花栽培に取り組み、地域の活性化・むらづくりを進めています。
当日は、観音寺集落の皆さんをはじめ、県・JA関係者、各集落区長、町関係者などが集い、菜の花まつりの開催を祝いました。
そして、一面に広がる菜の花畑を眺めながら、菜の花を使った料理やパラグライダーのアトラクション、ユニークな余興などを楽しみ、のんびりゆったりした春の1日を満喫しました。
永井区長は、「遊休農地・耕作放棄田を活用し、高齢者の生きがいづくりや世代間交流の場につなげていきたい。むらの資源を活用して活気あるむらにしたい」と語りました。
なお、一面に咲く菜の花は、6月頃に搾油する予定です。
4月7日(火)、中央公民館前で「見守り・安全巡回パトロール」の出発式を行いました。
これは、地域全体で学校園をサポートし、町内の子どもたちの安全と安心を守るための取り組みで、今年で2年目を迎えます。
町立の学校園にととまらず、町内にある私立保育園もパトロールの対象に含め、地域と学校園が一丸となって進めています。
パトロール員たちは、通学路や公園、遊び場、危険箇所などを巡回し、施設・遊具の点検を行い、子どもたちの安全を確保します。
式では、出発に先立ち、内橋社会教育課長からパトロール員たちに委嘱状が手渡されました。また、内橋社会教育課長は「この取り組みは、子どもたちの安全・安心の確保に十分な成果が見られます。また、保護者や周辺住民の皆さんからも継続を求める声を多数聞きます。
パトロール員の皆さんには、地域の子どもたちを見守り、安全・安心の確保に努めてほしい」とあいさつしました。
■対象:町内の全学校園 19校園
■時間:平日 午前11時~午後7時 (4月~9月)
平日 午前 9時~午後6時(10月~3月)
ただし、8月(夏季休業中)および年末・年始の休業日は除く。
ただ今、八千代公民館で公民館講座・創作リボン盆栽講座生の『牡丹展』を開催しています。
これは、昨年度創作リボン盆栽講座を受講した女性約10名が、基礎的な作成技術を身につけた後、その集大成として昨年12月頃から作成し始めたものです。
赤、ピンク、黄の牡丹は、本物と見間違うほど見事な出来。
同公民館では、今後も随時『臨時作品展』を開催し、公民館講座生や地域の皆さんの作品を多くの人に見てもらいたいと語っています。
展示期間:平成21年4月末まで
場所:八千代公民館 1Fロビー
時間:午前8時30分~午後10時00分
4月5日(日)、中央公園グラウンドで、多可町消防初出式を開催しました。
中町中学校吹奏楽部の演奏のもと、副団長を先頭に、団員たちによる分列行進と車両行進で幕が開けました。今年度は、町消防団長を筆頭に14分団67部で編成し、総勢1,209名で組織されています。
初出式では、辞令交付に続き、新入団員80名を代表し、第2分団門村部の花瀬直樹さんが「全体の奉仕者として誠実かつ公正に消防の職務を遂行することを固く誓います」と力強く宣誓しました。また、昨年度で退任された分団長に町から感謝状が贈られました。
梶間消防団長は「近年、消防団を取り巻く環境は厳しいが、凛とした態度で活動してほしい。厳しいときこそ団員同士で助け合い一丸となり、地域住民に心配と不安を与えないようにしてほしい」と訓辞を述べ、団員たちは気持ちを新たにしていました。
4月13日(月)、多可町役場で第16期「緑のふるさと協力隊」着任式が行われました。
協力隊員には、小野正晴さん(神奈川県出身)が着任し、式では、町職員、受け入れ先の関係者が出席する中、町長から小野さんに着任証書が手渡されました。
戸田町長からは「田舎の良さを知り、思う存分、緑多き田舎の自然を楽しんでください。その中で、協力隊員としての志をしっかりと持ち、山村地域が抱える農業・林業・地域振興などさまざまな問題を認識し、自らの手で学び取ってください。また、緑のふるさと協力隊が掲げる7つのキーワードを見つめ直し、今後の活動に当たってもらいたいと思います。小野さんの熱意とこれからの活動に大きく期待します。」とあいさつがありました。
また、隊員あいさつでは、緑のふるさと協力隊に応募した理由について「格差、貧困などさまざまな社会状況の中で、真の豊かさとは何かを考えています。自分なりに考え、たどり着いた活動が緑の協力隊でした。昔ながらのコミュニティ、自然とのつながりが深く残る農村地域に飛び込み、さまざまな活動に挑戦し、その中で現状と課題を学び取りたい。この活動を通じて、自分の未来、可能性を見いだしていきたいと思います」と堅い決意を話しました。
■協力隊員7つのキーワード■
①活動目的:互いのギャップに出会うこと。
②役割:あるもの探しの1年間
③活動フィールド:すべてが活躍のステージ
④暮らし:知恵をしぼって“月5万円”ライフ
⑤気づき:五感、フル回転
⑥厳しさ:生きる力を蓄える
⑦将来:人との出会いが、夢をかなえる原動力
4月12日(日)、西谷公園で西谷さくらまつりが行われました。
このイベントは、地元中三原集落の一大行事でもあり、この日は、子どもからお年寄りまで多くの集落住民が咲き誇る桜の下に集まり、バーベキューやビンゴゲームで暖かい春の一日を過ごしました。
「中三原集落は、三世代交流を要に集落住民の横のつながりを大切にしたい。
子どもが参加しやすい行事を行い、子どもを通して子・親・祖父母の各世代が集う交流を図りたい」と話す田中隆区長さん。その言葉の通り、会場には、小さな子どもたちからお年寄りまでみんなの笑顔が集まり、心通い合うひとときとなりました。
また、集落が出店する模擬店では、この日、同地区で行われた「川崎重工 西谷なごみの森」森づくり活動の参加者の皆さんに豚汁を振る舞うなど、集落の枠組みを超えた地域交流も図られました。
4月12日(日)、鍛冶屋で第7回鍛冶屋さくらまつりが開催されました。
会場となった鍛冶屋金刀比羅神社の桜公園には、隣保ごとにブルーシートやテーブル、イスなどが用意され、約500人の住民で埋め尽くされました。
舞台では、住民による楽器の演奏やダンス、歌、マジックショーなどが披露され、会場は大いに盛り上がりました。特にマジックショーでは、大きな風船に人間が入るという大がかりなショーが催され、成功と同時に大きな拍手が起こりました。
また、豚汁や餅つき、ポン菓子などのバザーも行われ、みなさん舌鼓を打ちながら、ゆったり桜を眺め、親睦を深めていました。
4月12日(日)、中安田で日向さくら祭が行われました。
桜満開の日向神社には、子どもからお年寄りまで大勢の住民が集い、各世代が参加できるユニークなゲームなどを楽しみながら親睦を深めました。
ゲートボールのスティックの替わりに金槌、かけや、バットを用いてボールを打ち、得点を競う「かけやゲートボールPK」では、予測が難しいボールの行方に一喜一憂しながら、楽しく汗を流しました。
また、お昼には各隣保や青年団、消防団がそれぞれフランクフルトやうどん、おでんなどを準備し、みんなでワイワイ言いながら食べ、のんびりと春の1日を楽しみました。
4月12日、西谷(さいだに)なごみの森で「川崎重工 西谷なごみの森」第1回森づくり活動が行われました。
この活動は、昨年12月に川崎重工業(株)、兵庫県、(社)兵庫県緑化推進協議会、多可町の4者が調印を交わした「川崎重工 西谷なごみの森」事業に基づいた取り組みです。具体的には、同社(本社および国内工場)の新入社員が参加し、社員研修の一環として西谷なごみの森を拠点に森林保全活動の実践を通した環境学習を行います。
この日は、同社社員の希望者81人と関係機関の職員が参加し、植樹や伐採作業などを行いました。 活動に先立ち、町長から町内の森林状況について「多可町では、8割は集落が所有する人工林で、残りの2割が個人の山林です。集落林では、地元集落の皆さんが熱心に手入れをされています。しかし、当町においても高齢化が進み、山や森林が荒廃しつつあります。皆さんの熱意ある思いと森林環境をいたわる活動を通じ、自然に優しい森づくりに努めていただくことを望みます」とあいさつがありました。
また、北はりま森林組合山口組合長による「森づくり活動について」の講義が開催され「一言に伐採と言っても、大きな危険が伴います。足元や周りの木々の状況を的確に判断し、十分に注意してください」と山仕事の注意点についても語られました。そのほか、ヤマモミジの記念植樹を行い、杉の木の伐採デモンストレーションが行われました。
植樹・伐採作業では、各班にわかれて作業が行われ、北はりま森林組合職員の指導のもと、参加者の皆さんは熱心に作業を進めました。
植樹では、親子連れが5本のヤマモミジを植樹しました。植樹を体験した子どもたちは「頑張って植えました。元気に育ってほしいです」と話しました。
また、伐採作業では、尾根沿いに山を登り、生い茂る木々をのこぎりなどを使い丁寧に伐採しました。作業を終えた参加者たちからは「森林保全の大切さが分かりました」、「森づくり活動に参加して楽しい一日を過ごすことができました」などさまざまが感想が寄せられました。
4月16日、奥中地内のR427号ポケットパークで「あまんじゃこの長石」モニュメントの完成除幕式が行われました。
あまんじゃことは、播磨国風土記に登場する伝説の大男で、地元奥中集落には、このあまんじゃこが使ったと伝わる長石(天秤石)が残されています。伝説によると、昔、あまんじゃこが現在の中区中村町北側にある「岡山」と奥中南側にある「太子山」を一晩のうちに取り除き、みんなをびっくりさせようと長い石の棒で運ぼうとしました。しかし、途中で棒は折れてしまい、両方の山の中間当たりの場所に捨てたとされており、これが「奥中の長石」と呼ばれるようになったそうです。
伝説の長石は、これまで地元公民館前に展示されていましたが、昨年度の道路改良工事(県工事)に伴い、新しく「あまんじゃこの長石」モニュメントとして設置されました。
式では、加東土木事務所多可事業所長の石井所長から「地域の皆さんに親しまれる公園になってほしい」とあいさつがありました。
また、地元集落の真鍋区長さんは「小さいころから語り継がれてきた、親しみある石です。これからも集落住民みんなで大切にしていきたいです」と話しました。
4月24日、西谷なごみの森で川崎重工㈱の新入社員24人が参加し、森づくり活動研修会が行われました。
この活動は、昨年12月に調印を交わした「川崎重工 西谷なごみの森」事業に基づく活動で、企業が森づくり活動に参加し、その活動の中から森林保全の現状と課題を認識し、環境学習に取り組んでいくものです。
研修会では、初めに「多可町における森林活動」と題した講義が行われました。
講義では、兵庫県豊かな森づくり課の柴原課長補佐が県内の森林整備の現状と課題として、①森林の果たす役割、②生活を豊かにする森づくり、③産業を支えるもりづくりなどについて話しました。
また、兵庫県森林組合連合会の中西さんからは、西谷なごみの森の森林状況や特徴などの紹介のほか、この日行う森づくり活動の目的や作業内容についての説明がありました。
講義の後は、実際に参加者全員が里山へ入り、木々の伐採作業を行いました。普段持ちなれていないのこぎりを手に、参加した皆さんは、真剣な面持ちで慎重に作業を進めました。
4月26日(日)、曽我井地内において、一般国道427号(以下R427号)の曽我井バイパス開通式が行われました。
R427号は、明石市と朝来市を結ぶ、延長65㎞の播磨・丹波・但馬の「連携」、「交流」を担う主要な幹線道路です。
昭和57年に一般国道として認定を受け、以降、周辺地域の主要道路としてその役割を果たしてきました。しかし、曽我井集落の中心部を通るR427号は、歩道が未整備で路肩も狭く、またカーブも多いことから、朝夕には交通渋滞が発生し、事故も多発する極めて危険な道路状況でした。これを受け、兵庫県では、平成11年から国道整備に事業着手し、今回、全体約1.8㎞の道路改築計画の内、曽我井地区のバイパス区間約0.8㎞が完成しました。
式典では、杉本県民局長が「“ハートにぐっと北播磨”になぞらえて、心にぐっと響く北播磨の街道として交流の架け橋になるよう、今後も引き続き道路整備に努めたい」とあいさつしました。
また、戸田町長は「R427の愛称である“北はりま夢街道”。その名のとおり、地域振興と心通じる道として、夢を育む街道となることを願います」と話しました。
また、開通記念セレモニーとして、地元で結成されているよさこいチーム「あまのじゃく」によるダンスの披露やテープカット、くす玉開披、パトカーの先導による通り初めが行われました。
4月26日(日)、徳畑天神社で春祭りが開催されました。
天神社は、平安時代にこのあたりの領主であった源頼政公が菅原道真公を祀った神社で、徳畑、奥中、茂利、中村町が氏子となっています。
当日は、少し小雨が降る中、3集落の屋台が勇ましく宮入をしました。「ほれ、差しましょう」という掛け声と共に、男たちが歯を食いしばって屋台を持ち上げ、奉納する姿に、集まった大勢の人々からは大きな拍手が起こり、たくさんのカメラが向けられました。
豪壮な宮入の後は福もち投げが行われ、会場はおおいに賑わいました。
4月26日(日)、国道427号沿いの地域資源をPRする「北はりまロードフェア」が西脇市と多可町の各観光施設で開催されました。
この催しは、国道427号沿線の「にしたか」の自然や文化を広くアピールし、周辺地域との交流促進を図る目的で行われるイベントで、今年で2回目を迎えます。
多可町のメーン会場となった道の駅R427かみでは、百日鶏などの地元特産品のほか、新鮮野菜の特産市、木工体験、あまごつかみなど多彩なブースが出店され、多可町の自慢の味と魅力が勢揃いしました。
また、この日は「多可町魅力まんさい計画バスツアー」(観光交流協会主催)も企画され、都市部から訪れた多くの参加者は、そば打ち体験、岩座神棚田・東山古墳群の見学など、多可町の風情や伝統文化を楽しみました。
また、昼食には、とり飯かやくご飯、百日鶏の焼き鳥、あまごの塩焼きが振る舞われ、多可町が誇るふるさとの味覚もおいしく味わいました。
会場を訪れた多くの皆さんは、多可町の食・自然・文化など多くの魅力を満喫し、楽しいひとときを過ごしました。