ストーリーテリングに挑戦!!

 10月4日(木)多可町図書館で、姫路お話しの会の小栗栖真弓先生をお招きしストーリーテリング入門講座(全5回)の初回を開催しました。
 ストーリーテリングとは、文学作品を主に声によって表現し、それを聞き手とともに楽しむことです。
 今回は、小さなお子さんがおられるお母さんや、図書館おはなしボランティアの皆さんら約15名が挑戦されます。
 『ストーリーテリングは、昔から、おじいちゃんやおばあちゃんが語り継がれてきたモノが根っこにあります。つまり、人間にとって大切なモノ(教え等)があるから、時代や世界を超えて伝わり続けていくものだと思います。語り手が『声』だけで、聞き手の心に大切なモノを届け、更に、聞き手が自分でも(本を)読んでみたいと思えるような『本の世界の橋渡し』が出来れば良いですね。
 よく『考える力』が大切と言われますが、『考える力』は『心を動かす体験』を積み重ねることから始まると思います。そして、この『考える力』は『生きる力』へと繋がるのではないでしょうか。
 だから、語り手は文学作品を単に暗記するだけではいけません。まずは、語り手が感性と想像力をお話しの隅々まで働かせて、自分の頭の中で思い描きながらイメージを膨らませていく必要があると思います。
 日頃から芸術に貪欲になり、自然に触れ、美味しいものを食べ日常生活を楽しむ事も大切なことだと思います。・・・』と、小栗栖先生の優しく穏やかな説明がありました。
 なお、小栗栖先生による『おいしいおかゆ』と題したストーリーテリングもあり、参加者の皆さんは早くもストーリーテリングの世界に引き込まれたようでした。

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