町内各地で盛大に秋祭りが開催されました!!
好天気に恵まれた10月6日(土)~10月7日(日)の2日間、多可町内では盛大に秋祭りが催されました。
<中区安楽田の荒田神楽>
元禄時代、地域の有力者が村の若い衆に神楽を習わせ、氏子安泰と五穀豊穣を祈願したのがそのゆえんの神楽です。現在では、安楽田神楽保存会の皆さんによって受け継がれて、毎年この秋祭りに、安楽田地内にある家を一戸一戸訪問され、獅子が神楽を舞います。
<八千代区坂本、中村、横屋、下村 龍王の舞い>
毎年秋祭りには、横屋にある大歳神社で、鼻の長い赤顔の天狗面(てんぐめん)を付け長方形の花笠をかぶり、褐色の舞鶴紋(もん)のある衣を着た龍王が、八尺程の木槍(もくやり)を振り回しながら、神社の境内を四方八方に飛び回る「龍王の舞い(別名りょんりょんの舞い)」が行われます。
これは、邪霊を払い道行く先を鎮めるために行われた呪術性の強い芸能とされ、祭礼の中では行列を先導する機能を担っていると考えられています。
龍王が舞うたびに、村人達は一斉に『りょんりょん』と声を掛けていました。
また、ゲイゲイと呼ばれる田楽に特徴的な楽器を鳴らし、お目出たい出来事として祝詞代わりに奏上されました。
<加美区河上神社(轟)へ烏帽子に浄衣姿で宮入>
<加美区箸荷の村芝居>
<中区糀屋、安坂、森本、曽我井、坂本 稲荷神社へ屋台宮入>
<八千代区大屋 武者行列>
平安時代に坂上田村麻呂が、大屋から二宮神社(加美区)へ村人に道案内をさせた故事にならい、鎧兜(よろいかぶと)を身にまとう武者行列が伝えられています。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:17:17