中学生と地元消防団が消防活動を通じて交流 『多可町 スクラム・ハート プロジェクト』を実施!!
急激な社会変化による地域住民の連帯感や人間関係の希薄化が進むなか、多可町では、地域内の顔見知り活動を展開しようと、中学生と消防団が消防活動などを通して地域コミュニティーの再生を図る『スクラム・ハート』事業を開催しました。
11月4日(日)、加美区内で、集落ごとに地元の中学生と消防団が消火栓、消防水利の点検や、避難場所の確認を行うなど、消防活動を通じて交流を深めました。
加美区の二宮荒田神社境内では、的場集落・奧荒田集落合同で
地元の中学生30人、消防団員約20名が参加、主にポンプ点検・操作訓練を行いました。
巡回に来た小林教育長から「生徒も団員の皆さんも、お互いに名前で呼び合う間柄になって欲しい。今日は両者ともに知りあえる良い機会。出来るだけお互いの名前を覚えて欲しい」と声かけがありました。
ポンプ操作については、始めに団員から説明と実演があったが、いざ放水となると、緊張のあまり顔がこわばり、団員に手助けしてもらう生徒も・・・。
参加した女子生徒(中学3年)は、「名前を知っている団員さんもいれば、知らない団員さんもいる。放水は重くてとても難しかったけど、団員さんの普段の苦労を知ることが出来、団員さんが身近な存在となった。今後もこの活動を通して、顔見知りになっていくことは非常に良いことだと思う」と語りました。
なお、最後に生徒を代表して男子生徒(中学3年)からは、お礼の言葉とともに、大きくなったら消防団に入りたいと心強いあいさつもありました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:17:19