加美中学生、古市さんと涙の再会

 平成9年から旧加美町が開催した水墨画教室の講師、原壽見花(壽美)さんの妹で声楽家の古市恵美子さんが、11月4日(日)加美中学校を訪れました。
 今回の訪問は、3年前、姉の原さんが大病を患い入院した際、当時小学6年生だった児童達が千羽鶴や手紙で原さんを励ましたことのお礼として実現したものです。
 古市さんから、原さんが今年7月に亡くなったことや、闘病生活において千羽鶴や励ましの手紙が、原さんの生きようとする力になっていたことなどが語られると、会場からはすすり泣く生徒の姿もありました。
 また、生前、原さんが描かれた作品を、古市さんから生徒代表に寄贈した後、古市さんから「千の風になって」の歌のプレゼントがありました。
 体育館中に響き渡る歌声に大勢の生徒が涙を流しました。
 これに応え、3年生から、今月11日に校内文化祭で発表する合唱があり、古市さんへ感謝の意を表しました。

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