待ったなしの地球温暖化! 今、私達に出来ることから始めましょう。

 地球の温暖化防止、循環型社会の構築などが叫ばれている中、バイオマスの利活用などについて学ぶため、9月18日(火)「バイオマス研修会」が中央公民館で開催されました。 
 多可町では今年度にバイオマスタウン構想を策定する予定で、住民の皆さんや、農協、森林組合などで構成する策定委員会もすでに立ち上がっています。
 講師として、兵庫県立大学人間環境学部非常勤講師で、多可町バイオマスタウン構想策定委員会委員長の横山孝雄先生、淡路市でバイオマスの研究や活動を展開している小田村勝義氏の2人をお迎えしました。
 研修会では、国内外でのバイオエタノールの動向やバイオ燃料生産の取り組み事例についての説明がありました。
 『・・・バイオマスタウンとして地域全体で取り組んでいくためには、多可町では何が出来るのか、様々な資源を利活用し、生活レベルに落とし込んでいく事が大事です。そして、エネルギーを出来るだけ自給し、多少のリスクは背負いながらも、町を元気にするという強い意識で取り組んでいきましょう・・・。』
 また、クリーンなエネルギーをイメージ出来るように、会場トイレの手洗い場から汲んできた水を、電気分解し再び化学反応を起こすことで得られるエネルギーを利用し、模型のミニ自動車を動かす実験も行われました。
 多可町では現在、木質チップ製造施設の建設、チップボイラーの導入、バイオディーゼル燃料普及の研究などを行っています。
 今後も、国のバイオマスニッポン総合戦略に基づき、多可町での取り組みについて、策定委員会等で検討を重ねていく予定です。

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