加美区観音寺集落が『優秀賞』を受賞
今、加美区観音寺集落が熱い!!
この集落は、加美区の中程に位置する27戸116人の小さな集落です。
先月末、地域の課題を自ら解決し住みやすい地域社会づくりを目指す住民団体などを表彰する『あしたのまち・くらしづくり活動賞』で【優秀賞】を受賞しました。(あしたの日本を創る協会、あすの兵庫を創る生活運動協議会、読売新聞社、NHK主催)
県内49団体の中から7団体が優秀賞に選ばれましたが、北播磨管内では観音寺集落1団体です。
当集落では5年前、村づくり委員会を発足し、集落史の発行や、観光マップの作成、婦人会中心の料理教室やエアロビクス、防災訓練等を行ってきました。これらの地道な取り組みが今回の受賞に至ったのですが、何よりも小さな村だからこそ、集落民全員で力を合わせて村を盛り上げたいとの強い思いが伝わったのではないでしょうか。
『お金もない、何もないけど、子どもからお年寄りまで皆が体を使って元気になれることを考えてこれまでの活動を行ってきました・・・』と語る永井区長さん。
今年9月からは小学生10人を中心に毎週土曜日か日曜日の午前中、公民館で集落の模型を造っています。これは、村の中で子どもが遊ぶという風景が見られなくなったことを憂いた大人達が、子ども達がふるさと観音寺で良い思い出をつくりながら育って欲しいと願い提案したものです。集落のミニ版ですが大きさは縦1460㎝×横1860㎝×高さ約40㎝にもなります。本体は発泡スチロールを用いています。地形を立体的に表現するために約1㎝の発泡スチロールを何枚も何枚も重ねていきました。発泡スチロールを熱線で切り取っていくため、初め、その臭いや煙に子ども達はびっくりしたそうですが、大人も子どもも集落の模型を造ることで、改めて集落に目を向け自分の集落に対する理解を深めることが出来ました。完成を前に子ども達の笑顔が弾けていました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:14:31