中区茂利でレンゲ・タケノコまつりが開催されました

 4月30日(月)、中区茂利の竹林公園周辺で、レンゲ・タケノコまつりが開催されました。このお祭りも今年で11回目を迎えます。当初、竹林公園は、鬱蒼(うっそう)とした山の一部でした。しかし、せっかく生えてくるタケノコを自然の恵みとして上手に取り入れ、むらづくりをしようと、木々の伐採・土地の改良を続けてこられたのです。その甲斐あって今年も立派なタケノコが収穫できました。
 年に1度、集落の皆さんが集える行事として、今年から消防団・子ども会・婦人会・老人会などそれぞれの団体が役割分担で支えました。
 輪投げ遊びでは、集落のお年寄りが、普段あまりふれあいのない子ども達の名前を確認しながら、輪投げを盛り上げていきます。『あんたは、誰やいな。○○とこの子やな。ほな、いこう。まっすぐ投げるんやで・・・。』
 午前11時、観音堂で、タケノコで集落のみんなが集えることに感謝し『タケノコ供養』が行われました。
 観音堂に吹き交う薫風が、目を閉じて手を合わす村人達の頬を優しく撫でていました。
 なお、お昼は、新鮮なタケノコをたっぷり使ったタケノコご飯に舌鼓を打たれていました。

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