中子育て学習センターで『食育』のお話し会がありました

 7月10日(火)中子育て学習センターで、食育のお話し会がありました。
 これは、当センターが兵庫県で行われている『まちの子育てひろば』制度を利用して、アドバイザーとして時政かおり栄養士にお越し頂き実現したものです。この食育のお話しを聞こうと、約10組の親子が集いました。
 『みなさん、今朝、ご飯を食べてこられましたか?』と先生の質問に、うなずかれるお母さん達。
 『・・・脳のエネルギーであるブドウ糖は、まずは朝食から取るんですよ。だから朝食はとても大事。眠っている間、体温が下がっていますから、これを上げて活動的にならなければいけません。朝はとても忙しい時間帯ですが、子ども達を食事の30分前には起こしてあげましょうね。朝起きたら、まず窓を開けて光を入れる。これによって体のスイッチを切り替えましょう・・・。それから、おやつもとても大切なのですよ。3回の食事では補えなかった栄養素を補う役割を果たします。おやつを与える時は、食事の2時間前など時間帯をしっかり決めて与えましょうね・・・。』と分かりやすく話を進められる先生。
 また、店頭販売している様々な清涼飲料水の名前をあげながら、その中に如何に砂糖が入っているかを知らせるために、透明のビニール袋にその分量に匹敵する角砂糖入れて見せられました。
 目の前の角砂糖の多さに『えぇっ・・・。』と絶叫するお母さん達。
『・・・最後に、食事は偏らず色んな食材を取り入れることが大事ですね。しっかりとバランスのとれた栄養と、お母さんの愛情で子どもは成長するのです。みんなで楽しく食事をしましょうね・・・。』との先生の言葉に、お母さん達は改めて食育の大切さを思い直しながら拍手を送られました。

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