白鶴錦の稲刈りを行いました!!

 10月14日(日)、中区東安田集落の圃場(ほじょう)で、今年6月に田植えをした白鶴錦の稲刈りが行われました。
 この白鶴錦とは、酒造会社の白鶴錦(神戸市灘区)が、酒米の王様『山田錦』の生みの親を独自に掛け合わせて開発した山田錦の兄弟品種のことです。 
 2年前から、2反8畝と2反5畝の田を当集落から借り受け、山田錦発祥の地で、地域の皆さんと一緒に白鶴錦を育てていきたいという酒造会社の意向により始められた交流です。
 大阪や神戸など約120名の皆さんが、1人1人鎌で稲を刈り、次々に稲木に稲を干していかれました。
 白鶴酒造株式会社の直ぐ近くに住まれている男性(70代)は、稲刈りスタイルに身を包み、鎌を手にしながら『・・・いつもはお酒を飲む側ですが、こうやって稲刈りを体験させて頂くと、日本酒がぐっと身近に感じられます。私の友達もみんなここに来たがっています。空気も自然も素晴らしく最高の場所ですね』と笑顔で話されました。
 この白鶴錦で造られるお酒は、未だ研究途中で販売はされていませんが、純米吟醸として重厚な深みのあるお酒となるのではと、関係者は期待を込めて語られました。
 なお、稲刈りが終わった参加者は、東安田集落の黒豆収穫祭にも参加され、集落の皆さんとの交流も深められていました。

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