多可町の「きよしま米」 伊勢神宮へ献上 2年目
多可町産のコシヒカリ、今年も伊勢神宮へ-。
県内で数少ない兵庫認証米に認定されている多可町加美区産のコシヒカリ「きよしま米」が、伊勢神宮(三重県伊勢市)へ今年も奉納されました。
皇室とのつながりが深く、伊勢神宮の奉納行事を毎年プロデュースしているジュエリーデザイナーのジェームス川田氏(東京都在住)が多可町を気に入り、昨年から「きよしま米」が奉納されています。
米は11月13日(火)に、道の駅駅長、地元農家らにより伊勢神宮へ自動車で運ばれました。
献上した米は、加美区産の新米コシヒカリ。清嶋地区(山寄上、鳥羽、清水の3集落)で栽培した兵庫認証米「きよしま米」を60キロ。地元のワラを使用し、30キロ入りの米俵を2つつくり、伊勢神宮の内宮、外宮にそれぞれ30キロが奉納されました。県内からは多可町の米だけが奉納された、新嘗祭で使用される予定です。
なお、ジェームス川田氏は、ロンドンで彫刻家イサム・ノグチ氏から造形学を学び、60年代から英国王室や皇族方への献上アクセサリーを数多く制作。伊勢神宮内宮・外宮奉納行事など数々のプロデュースをしています。
米の奉納は、道の駅・R427かみが行ったもので、同駅長の足立勝美さんは「数少ない兵庫認証米のきよしま米は、地元農家が栽培日誌をつけながら丹精こめた逸品。味は間違いないが、今年も献上できてとてもうれしい。きよしま米の産地として、毎年献上していきたい」と意気込んでいました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:12:11