ここにあり!! 播州歌舞伎展を開催しています
現在、那珂ふれあい館談話室では、播州歌舞伎に関するこれまでの活動写真、関係資料の展示等を行っています。
播州歌舞伎は、京都・大阪・江戸の大歌舞伎にも、農村で行われる素人の地芝居(農村歌舞伎)にも属さない歌舞伎で、江戸時代の中頃、特に播州地方で、農村舞台を使って芝居をしていた役者やその座(劇団)のことを指します。
余技に演ずるのではなく職業集団として巡業するため、独特の演技演出と外題を伝えています。
播州歌舞伎のルーツは、加西市北条町の東高室という村にあった「高室芝居」ですが、現在まで継承しているのは嵐獅山一座(多可町中区)のみとなっています。
昭和63年中町北小学校で、同歌舞伎を「特色ある学校づくり」にとりいれ、中町北小学校播州歌舞伎クラブを誕生させました。
その後、更なる伝承活動を展開しようと、平成6年に一般住民や中町北小学校卒業生を対象にした中央公民館播州歌舞伎クラブが発足。プロの一座から指導を受け、外題や所作・化粧法の習得に努め、地元を中心に公演活動を行っています。
また、地元住民による「播州歌舞伎ファンクラブ」も発足しています。
展示会は1月31日(木)までです。多可町が誇る伝統芸能にふれてみませんか。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:09:14