加美・松井小学校が杉原紙版画カレンダーを製作

 松井小学校(児童数259人)はこのほど、町の特産和紙・杉原紙を使い版画カレンダーをつくりました。
 今週から来週にかけて、児童らが町内の公共施設や、普段からお世話になっている人などへ配布します。
 同小学校では昭和61年度から、杉原紙を使った版画カレンダーを毎年製作。地域の伝統であり文化財の杉原紙に児童たちが慣れ親しむとともに、彫刻刀の使い方や版画作成の仕方を学ぶことなどを目的に取り組んでいます。
 今年は10月下旬から題材の絞り込みとチーム編成を行い、4~6年生児童たちがクラス単位で作成にあたってきました。
カレンダーは、80部を製作。大きさはタテ55センチ、ヨコ43センチで、2カ月が1枚に収められており、6枚綴り。
 カレンダーには3シリーズがあり、入学式や運動会、登山、マラソン大会などを題材とした「学校行事シリーズ」、凧揚げ、カルタ、七夕などを題材にした「季節の行事シリーズ」、また、絵本の1場面を描いた「絵本シリーズ」である。
 和紙に版画がうまく合って独特の風格があり、「どこに行けば購入できるか」などの問い合わせもあるくらい人気があります。

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