紙匠庵『でんでん』が5周年記念イベントを開催しました。

4月28日(土)~29日(日)加美区鳥羽にある紙匠庵『でんでん』の5周年記念イベントが行われました。『でんでん』は、杉原紙の手作りの良さや温かみに魅せられた地域住民のグループ『杉原紙同好会』の皆さんで運営されています。平成14年度にオープン以来、来訪者は11万人を越え、杉原紙の直売所として、また、杉原紙を使った作品の販売所として地域振興の拠点となっています。
 所狭しと陳列された作品を手に、訪れたお客さんから『これいいね。細かい手作業やったろうね。』と感嘆混じりの会話が聞こえていました。
 豊岡市日高町から来られた男性は、『杉原紙と、ここで貰った楮を材料に、行燈(あんどん)を作ったんや。部屋の雰囲気がずいぶん違ってね・・・。』と携帯電話のカメラで撮影した自分の作品を意気揚々に見せてくれました。
 なお、匠の技と題して、紙や梱包紐を使った『作ってあそぼう』コーナーでは、訪れた子どもさんに、竹とんぼならぬ『紙トンボ』など様々な遊び道具を紹介されました。

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