『学問とは想像の世界である。積ん読(つんどく)のすすめ』

『それでは始めましょうか・・・。』おもむろに茶器を取り出され、お茶を点て始める。 
ここは昼下がり、八千代公民館の一室。 
この茶話会は多可町シンクタンクの藤岡秀英氏(神戸大学経済学部 准教授)が代表となって、今年4月3日(火)からスタートした『八千代公民館の学問所』です。先生は、4年前大阪から八千代区に転入して来られ、これまでに地域の皆さんと大学のゼミ生達との交流を重ねてこられました。日頃の感謝を『学問の自由』を伝えていくことでお返ししたいとの思いから始められたのです。
誰からともなく始まる教育談義・・・。 『学問とは、事の本質と使い方を想像できること。どれだけ本を読み、どれだけ人と会話が出来、どれだけ体力があり、どれだけ実体験をしているかが、その人の想像力の大きさとなるだろう・・・。』と話される先生の言葉に参加された皆さんは、深くうなずかれていました。
なお、この八千代公民館学問所は毎週火曜日午後3時から行われます。
(午後3時から午後5時・・・地域の話題)
(午後5時半から午後8時まで中学生・高校生のための学問支援)
いずれも参加費は1回につき500円
*積ん読(つんどく)とは
一般に読書形態には、素読、熟読、精読、多読、乱読などがありますが、『積ん読』とは、寝床などに本を10冊程度、積んで置き、どの本でもいいから1冊を読み始めます。3ページで飽きたら次の本を読み、その本も飽きたら次の本へ・・・。そうしているうちに全部の本が読めるというもの。

八千代公民館語り合い2.jpg 語る藤岡先生4.jpg