伊勢神宮献上のお米「清嶋米」の『お田植え式』が行われました

 5月7日(月)加美区山寄上集落で、村役員、農業関係者約10名が出席し、伊勢神宮に献上する「清嶋米」の『お田植え式』が行われました。
 「清嶋(きよしま)」とは、当集落と隣接の鳥羽集落、清水集落の3集落の古くからの呼称であり、「清嶋米」とは、この辺り(約50ha)で採れるお米(コシヒカリ)のことです。
 『この辺りは何と言っても標高855メートルの三国岳から流れ出てくる、冷たくてきれいな水に恵まれている。それに米が実る時期に昼と夜の気温の差が大きいことなどコシヒカリを栽培するにはうってつけの土地。また、有機肥料のみを使い県内でも数少ない兵庫認証米に指定されている。このお米を食べられた伊勢神宮の関係者から美味しいと評判があり、伊勢神宮へ献上することになった。』と山寄上の藤田区長さん。
 静かな山際の集落で、時折響き渡る蛙の合唱を耳に、参列者は清嶋米が無事植え付けられるのを見守りました。
 なお、この清嶋米はブランド米として、3集落持ち回りで、昨年度から向こう10年間、伊勢神宮に献上される予定です。

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