峠を越えて交流開始!!(加美区市原&神河町新田)
5月4日(金)加美区市原峠で、市原集落と神河町新田集落の『峠越えの交流式』が行われました。
この林道は、加美区市原の『こはる公園』から、神河町新田までの10.2キロメートルの長さを有し、昭和57年から工事を開始。当時、市原集落と新田集落は、間伐材を通じて交流が行われていましたが、互いの集落へ行くのにとても時間がかかっていました。そこで、昔は『銀山街道』として名を馳せた林道を改良・開設し双方集落の発展につなげようと、広大な林道用地を各所有者から積極的に無償提供を頂きました。
そして、地形的に稀に見る断崖絶壁の難工事を進めるなど、多くの方の甚大なご尽力によって、実に25年の歳月をかけて完成したのです。この林道が開通したことで、今では25分で行けるようになりました。
テープカット式後、舞台は市原集落の専浄寺へ。
ここで、双方集落の区長さんが友好協定書に調印され、堅い握手がなされました。
『・・・これを機会に、永く交流を続けていきたい。』と市原の森安区長さん。
『市原集落のみなさんが受け継がれている孝行心、道徳、命の大切さを胸に、両集落とも益々の発展を願う』と新田集落の区長さん。
その後、新田集落の皆さんも、孝行まつり・レンゲまつりに参加され、峠を越えた新たな交流の幕開けとなりました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:14:08