地域とともに歩むことを目指して!!特定非営利団体活動法人『やちよ』が発足しました
5月17日(木)八千代区ささゆりふれあいセンターで、町内や近隣市にある小規模作業所の利用者の皆さんら約80人が見守られる中、特定非営利活動法人『やちよ』の設立総会が行われました。
これは、八千代区「あすなろの郷」の皆さんが、障害者自立支援法に基づく事業所として、また、介護事業も行っていける事業として、社会的にも認められる公的な組織が必要との願いから、法人格を取得されたものです。
町内では初めての取り組みとあって、これまでの道のりは平坦なものではありませんでした。障害をもたれた子ども達の保護者の皆さんが、学校を卒業してからも少しでも自立した日常生活・社会生活ができるようにと、平成5年、小規模作業所「あすなろの郷」を開設されました。その後、法律改正の影響もあり、平成17年には、より良い事業運営の展開を図ろうと、NPO法人の設立に向けて取り組み始められました。そして、法人格取得の申請事務を行うために、理事長の市位巌さん達は、何度も何度も神戸の関係機関へ足を運ばれました。
なお、総会のアトラクションでは、西脇市黒田庄町の「虹の工房」の皆さんが、樽太鼓を演奏され、元気と喜びを贈られました。
これを受け、総会までに毎日練習を重ねてきたと話された「あすなろの郷」の皆さんが、ハンドベルを用い「千の風になって」を演奏されました。指導員さんの示される楽譜を懸命に見つめ、ハンドベルを揺らす会員の皆さんに、会場からは大きな拍手が送られました。
なお、総会後は、あすなろの郷の皆さんがつくられた野菜や、近くの野間川で採られた「こごみ」、翠明湖付近で摘んでこられた「わらび」などを使った様々な料理が振る舞われました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:12:05