ラベンダー・ハーブ大学が開講しました
5月26日(土)加美公民館で、ラベンダー・ハーブ大学の開講式がありました。この大学は、来年度、加美区轟に3.5haと西日本一の規模を誇るラベンダー園開園に向けて、地域の皆さんでハーブを守り育てていこうと始められたものです。今年で2年目になるこの大学も、徐々にではありますが、中区、八千代区からの参加もあり、町内全域に広がりつつあります。午前中に行われた基礎コースには28人が、午後からのマイスターコースには45人が参加されました。
開講式にあたって、松本公民館長から『役場の中でも公民館・産業振興課と課を超えて連携しながら、地域の皆さんとともに、ラベンダーブームを起こしていきたい・・。』とのあいさつがありました。
次に、多可町地域アドバイザーの田中佳代子先生から「ラベンダーとハーブのある暮らし」と題して講義を頂きました。
『ラベンダー園を単なる観光施設で終わらせるのでなく、地域の皆さんがハーブのある生活、香りのある楽しい暮らしづくりに役立て頂きたい。ハーブが咲いていない時期は、収穫したハーブを加工品にするなど普段の生活の中にラベンダー・ハーブが息づいていくことを目指していきたい。また何よりも、北海道やその他別の場所で育ったハーブの苗ではなく、この地域の皆さんによって生み育てられたハーブを使うラベンダー園は、全国どこを探しても無いように思われます。是非、ラベンダーと水田が暮らしの中にとけ込むような風景・町並みを作り上げて頂きたい。』と話されました。
受講生の皆さんは、時折机の前に飾られたラベンダーに目をやりながらも、先生の話を熱心に聞き入られていました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:14:05