多可町健康増進計画を策定します!!
近年、日本の平均寿命は世界で最高水準に達しています。多可町でも高齢化率が26%(H19.10現在)を超え、今後ますます高齢化が進んでいくことが予測されます。このような人口の急速な高齢化が進む中で、糖尿病や生活習慣病の増加、これに伴う要介護状態になる人の増加が、深刻な社会問題となっています。国では平成12年に、がん、循環器病、糖尿病などの生活習慣病やその原因となる生活習慣等の改善について具体的な目標を設定しました。
これを受け多可町も健康増進計画策定委員会を設置し、地域のみなさんが主体となって健康づくりが行えるよう、H19年度から23年度までの5年間について『健康増進計画』を策定します。
初回の10月19日(金)は、区長会、婦人会、老人会の代表者の皆さんをはじめとする地域の各種団体の代表者さんや医師会などの専門家の皆さんら約30名が、アスパルに集まり検討を行いました。
まず、町長から委員の皆さんに委嘱状の交付がありました。次に、多可町の現状を把握するために10月中に実施する『多可町健康増進計画策定のためのアンケート』について検討を行いました。
このアンケートは、町内に在住する20歳から65歳以上の男女1,500人を対象に行います。(65歳以上は来年度策定予定の高齢者福祉計画等で対応する予定)
委員からは、多可町の現状を出来る限り詳細に反映できるよう、アンケートの問いかけを分かりやすくする工夫が必要であるのではないか等の意見が出ました。
なお、アンケートの回収や分析、目標値素案等の専門的な検討は、策定部会(県と町の専門家グループ)が行い、来年3月末までの策定に向けて、策定委員会と策定部会の連携のもと検討を行っていきます。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:13:29