フロイデン八千代で水車作りが始まる

 八千代区のフロイデン八千代(滞在型市民農園)で、入居者が地元の間伐材を使って水車づくりに取り組んでいます。
 水車の完成はホタルが飛び交う時期(6月上旬)になる予定で、近くにホタルの宿路があることから、関係者は心和む新たな名所になるのではと期待しています。
 同施設は平成4年、都市農村交流の促進のため地元俵田集落の農地約35,000平方㍍に菜園つきのコテージ25棟を建設。(翌年35棟を建設)
 建設当初から、関係者の間で水車の設置を強く希望していましたが水位の高低差がないなどの地形的な理由等により断念していました。
 しかしながら、入居者や関係者の間で水車の話が途切れることはありませんでした。
 そんな長年の思いが、加古川市の男性入居者(60代:建築士)のアイディアとデザインによって実を結び始めたのです。この男性の設計をもとに昨年12月頃から他の入居者も手伝って水車づくりが始まりました。問題の水の高低差については、ポンプで引き上げることで解決します。材料は地元の間伐材(ヒノキ)で、近くの製材所で調製。水車小屋の建築基礎も管理者と入居者の手作りとするなど、全てが手作りとなります。
 同施設管理人の小牧宏通さんは「今回初めて作る水車はお米がつけるように杵を取り付ける予定です。この他にも菜園でとれた野菜を洗う水車や、農作業の際に必要な水を散水できる水車なども作っていきたいです。」と夢を語りました。

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