回転ブランコを作って遠心力を学ぶ

 2月23日(土)、加美区みなみ児童館で型紙をつかった回転ブランコ作りが行われ地域の児童約10人が参加しました。
 これは同館が行っている「おもしろ理科教室」のメニューの1つで、今回は回転ブランコを回すことで「遠心力」について学びました。
 回転ブランコは、まず、型紙で直径25㎝の円をつくり真ん中に祝い箸を差し込んで回転軸を作ります。次にその円形の回りに糸でブランコをつり下げ、紙で作った人形を入れます。そして回転軸を手でぐるぐる回してもブランコから人形が落ちないことを確かめました。
 はじめに同館の先生が水を入れたバケツを振り回し、水がこぼれないことを実演しました。「水が凍ってるのでは?」と児童達は首をかしげながらバケツの中身をのぞき込みました。
 回転ブランコの作成では、部品ごとに同館の先生が完成品を見せ説明しましたが、部品の作り方を教えることはしませんでした。完成品を見ながら児童自らが考えて部品を作るようにするためです。見本の部品を見て素早く作りあげる児童もいれば、うまくいかず何度も挑戦する児童もいました。何度も挑戦することで作り方を工夫する場面もありました。また、早く出来た児童が自分の作り方を教える場面もあり、児童たちは自発的に伸び伸びと学びました。
 約2時間かけて回転ブランをが完成すると、児童達は競い合うようにブランコを回し遠心力を体験しました。

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