闇夜を照らし先祖を送る。中区森本で精霊流しが行われました。

 8月15日(水)中区森本集落の公民館駐車場周辺で、当集落の精霊流しが行われました。
 この精霊流しも今年で10年目を迎えます。節目となる今年は、町内からマジックショーやよさこい踊りのグループをはじめ、区を超えて八千代太鼓の皆さんも参加され勇壮な響きで会場に華を添えられました。
 午後7時過ぎ、杉原川に向かってせり出された聖壇から厳かに住職の読経が始まると、川上からゆっくり静かに灯籠が流れてきました。
 灯籠は、集落のみなさんがめいめい先祖に思いを寄せて作られたものです。
 村人達は、ひとときの静寂の中でおおよそ100個の灯籠が闇夜を仄(ほの)かに照らしながら流れていくのを見守りました。
 なお、午後8時過ぎからは一転して賑やかに櫓(やぐら)を囲み、河内男節、炭坑節、多可町音頭などが踊られました。

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